いつの間にか触っていて…実際にあった「子どもとスマホ」のトラブル&我が家のルール

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いまや暮らしに欠かせない存在となりつつあるスマホ。子どもに持たせるべきか否か、持たせるならいつ頃か…そんな悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。連絡手段として役立つ半面、ネット依存や課金トラブル、SNS上のいじめなど、不安もつきまといますよね。

コノコト編集室では、富山県内の子育て世代の皆さんに「子どもとスマホ」に関するアンケートを実施。スマホを持たせて良かったこと、困ったこと、家庭内で決めているルールなどについて伺いました。現役パパママがどのように感じているのか、ぜひ参考にしてください。

※アンケートは2023年7月にウェブサイト上で実施。193人から回答を得ました。

連絡取りやすい/興味が広がった

お子さんはスマホを持っていますか?という質問に対して「はい」と答えたのは、全体の1/4に当たる51人でした。

スマホを持つようになって良かったことに対する回答は、ダントツで「連絡が取りやすくなった」でした。習い事の送迎時や緊急時などに、すぐに連絡がつく安心感を挙げる人が多数いました。次いで多かったのは、気になることや分からないことを自分で調べるようになり「子どもの興味や視野が広がった」という意見。GPS機能で子どもの居場所を把握している人もいました。

Q:子どもがスマホを持つようになって良かったことは。
<回答の一例>
●すぐに連絡が取れて安心。
●学校や習い事の送迎がしやすい。
●困ったことがあったらメールをくれる。
●友達同士でコミュニケーションが取れるようになった。
●子どもの興味や視野が広がった。「これやってみようかな」ということが増えた。
●分からないことや言葉の意味を自分で検索して調べていた。
●GPS機能で、どこに行っているか分かるようになった。

時間守れない/依存症が心配

一方で、心配に思うことも複数回答で尋ねたところ、課金や詐欺などの金銭トラブル、いじめなど友人関係のトラブル、長時間使用による勉強・睡眠時間の不足がほぼ同率でした。

実際に困ったことは「特にない」という声がある半面、「ずっとスマホを触っている」「YouTubeを見続けてしまう」など、長時間使用に手を焼いているという意見が多く「依存症にならないか心配」といった声も。このほか、ゲーム課金やLINEの既読スルーによる友達同士のトラブル、子どもには刺激の強い画像の閲覧などが挙がりました。

Q:実際に困ったことがあった方、内容を教えてください。
<回答の一例>
●いつの間にか携帯を触っている。注意しても隠れて使っている。
●使用時間を決めていても、なかなかやめない。
●TikTokやYouTubeを見続けてしまう。
●やや依存症気味。夏休みで一日じゅう家にいたらと思うと怖い。
●LINEのいわゆる既読スルーによる友達同士のトラブル(それぞれの認識の違い)
●一度課金すると繰り返し要求してくる。勉強の目標を立て、クリアしたら課金することを許可した。
●調べものをしたときに、突然エッチな女の子の画像広告などが出ているのでは…と心配している。
●子どもが110番してしまい、警察から注意を受けた。

時間決める/アプリを制限

こうしたトラブルを防ぐために、家庭で利用ルールを決めていると回答した人は全体の4割でした。

具体的には、1日の利用時間に上限を設けたり(主に30分~1時間)、深夜帯の利用を禁止する(主に21~22時以降)など、時間に関するルールが最多でした。このほか「利用できるアプリやサイトに制限をかける」「自室には持ち込まない」「連絡は家族とのみ」といった声が多く寄せられました。

Q:ルールを決めている方は、内容を教えてください。
<回答の一例>
●使用時間の制限。
●宿題など、やるべきことを終わらせてから使う。
●ファミリーリンクのアプリを使い、使用時間や使用できるアプリ・サイトに制限をかけている。
●動画投稿はしない。自分が言われて不快に思うことは投稿しない。
●課金をしない。
●リビングで使う。自室への持ち込み禁止。
●定期的に親がチェックする。
●嫌なことがあったら相談する。

中には「子どもも交え、本人たちが守れるルール作りをしています」という意見も。コノコト編集室が以前取材した児童精神科医も「守らせることのできる約束をする。守れない約束を放置するくらいなら、約束を後退させてでも守らせましょう」と説いています。また生徒たちと利用ルールを考えた中学校教諭からは「保護者も一緒に守ることが大切」という耳の痛い指摘もありました。
➡関連記事「親と子の新生活スマホ問題」

これを機に、親子でルールを話し合ってみるのもいいかもしれませんね。

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