体型に悩んでいる人ほど「平日の睡眠時間が短い」傾向に!? 1万人の睡眠実態を大調査

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西川株式会社(東京都中央区)は、このほど社内研究機関である『日本睡眠科学研究所』監修のもと、「西川 睡眠白書 2023」を公表しました。同白書によると、平日の睡眠時間が7時間未満の人のうち、4割強が「体型に悩んでいる」と回答し、体型に悩んでいる人ほど睡眠時間が短くなる傾向がみられたそうです。

調査は全国の18~79歳の男女1万人を対象として、2023年7月~8月の期間にインターネットで実施されました。

まず、世界保健機構(WHO)が中心になって設立した「睡眠と健康に関する世界プロジェクト」が作成した世界共通の不眠判定方法「アテネ不眠尺度」の質問に則り、18~79歳の男女1万人を対象に調査した結果、2022年調査の50.0%を上回る51.9%の人が「不眠症の疑いが高い」という結果になりました。さらに、69.5%の人が「全体的な睡眠の質について何らかの不満を持っている」ことが分かりました。

次に、「平日の睡眠時間と体型の悩みの関係」について、平日の睡眠時間を体型の悩み度合い別に見ると (有効回答3000人)、「体型に悩んでいる層」は「7時間未満」(5時間未満:4.8%・5~6時間未満:9.9%・6~7時間未満:29.3%)が44.0%を占めました。これは「全く悩んでいない層」(5時間未満:4.7%・5~6時間未満:6.1%・6~7時間未満:17.6%)の28.4%と比べて約1.5倍に上り、「体型に悩んでいる人ほど睡眠時間が短くなる傾向」がみられました。

さらに、「睡眠満足度とPMS(月経前症候群)の関係」についても調査(有効回答3000人)をした結果、「睡眠に満足している」と答えた割合は、「特になし・症状は出ない」と答えた908人が38.0%であるのに対して、「症状あり・計」と答えた610人では20%と18ptの差がつきました。

また、「症状あり・計」と答えた610人に対して、「質のよい睡眠・十分な時間の睡眠をとった後で”軽くなった”と感じるPMSの症状」を教えてもらったところ、「だるさ・疲れ」が15.6%で最も多く、次いで、「眠くなる」が12.8%、「イライラする」が12.0%で続きました。

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