あぶなかっ!! 重量制限「0.1t」のつり橋、100mで10階建てぐらい下がる坂道…全国の「びっくり道路選手権」が面白すぎる

山脇 未菜美 山脇 未菜美

「あぶなか」と方言丸出しで地面に書かれた道路表示、重量制限0.1トン(100kg)のつり橋…。地図でおなじみのゼンリンが毎年行う「びっくり道路選手権」に、全国から珍景が集まった。2020年に初開催し、毎年8月10日の「道の日」にX(旧ツイッター)上で行われる恒例行事。今年も1000件以上の“道路自慢”が殺到する中、「よぉ見つけてくるなあ」と担当者を唸らせた道路とは!?

Xを担当しているのは、ある男性社員。「特別道路に詳しいわけではないのですが…普通の感覚を大事にして選ばせてもらっています(笑)社内では1~2週間前からお祭り騒ぎで、有志がここぞとばかりに写真を送ってくれます」。びっくり道路選手権では、「どうなっているんだ…」と調べたり、想像したりするのが楽しむコツだという。

最大勾配37%ってどんな坂?

今回、ゼンリンは主催として4つエントリー。イチオシは、日本一急な下り坂道「最大勾配37%」の道路標識だ。100m進むと37m下がるもので、37mといえば10階建てくらいの高さに相当する。また、「あぶなか」と熊本の方言丸出しの道路標示もインパクト大だ。

ゼンリンに負けず、一般の参加者もつわもの揃い。担当者が真っ先に挙げたのが、和歌山県の「重量制限0.1トンのつり橋」。「体重100kg超の人が通ると、アウトですよね。そもそも自動車は大抵100kg以上だし…リアカーだったら通れますかね?」と笑う。

次に挙げたのが、崖のような砂場に埋められた交差点マーク。「第1回の開催時は、こういった投稿が多く、びっくり道路選手権の神髄のようなものです!なお、場所は分かりません」と説明する。

最後に紹介してくれたのが、栃木県の新鹿沼駅前にある「矢印が多すぎる信号機」。左、上、斜め右、右の4つの矢印が付いており、左上だけない…!赤信号の意味とは…。こ、混乱して分からない…!

このほか、クロスする橋、地権者ともめて道の一部に畑がめりこんだ2車線道路、大分にある細すぎる県道…などもあった。

「今年は3年目なので、ネタ切れじゃないかと思っていたのですが、みなさん、すごいですね(笑)ぜひ来年もお待ちしています」

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