雨だからこそ登りたい山がある!紫陽花が美しい関東の低山4選

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梅雨の季節になると大好きな登山が中止になることも多く、毎日のように天気予報とにらめっこしている人もいるのではないでしょうか。だったら、最初から雨が降ることを前提にして登山計画を立ててみてはいかがでしょう。

関東には紫陽花が美しい低山がいくつもあり、少しくらいの雨なら無理なく登山を楽しめます。そこでここでは、関東の紫陽花が美しい低山のうち、おすすめの山を4つご紹介します。ぜひ雨具を用意して、この季節ならではの登山を満喫してください。

梅雨時期は紫陽花が美しい山を登ってみてはいかがでしょう


美の山公園に咲く約4000株の紫陽花は必見「蓑山」

春には桜やヤマツツジで登山客を楽しませてくれる蓑山(美の山)は、梅雨の季節になると約4000株の紫陽花が斜面を埋め尽くし、この季節ならではの衣をまといます。タイミングによっては雲海が見られるのも蓑山の魅力です。

公園がしっかり整備されているので、梅雨の合間の天気がいい日ならお弁当を持って登山するのがおすすめです。駅を起点にできるのでアクセスしやすく、登山ルートもいくつかあるので、雲海を見られるまで何度も登ってみてはいかがでしょう。

都道府県:埼玉県
標高:581.5m
ルート長:6.4km(和銅黒谷駅-蓑山-親鼻駅縦走コース)
アクセス:秩父鉄道秩父本線和銅黒谷駅下車すぐ

斜面いっぱいの紫陽花は必見


南沢あじさい山経由がおすすめ「金比羅山」

東京で紫陽花を見られる山といえば「南沢あじさい山」が人気ですが、山頂のある山ではないので登山を楽しみたいなら金比羅山と組み合わせるのがおすすめ。ホタルブクロなど紫陽花以外の花も美しく、登山道もしっかり整備されているため雨でも登山を楽しめます。

ちなみに南沢あじさい山は、紫陽花の開花シーズンには入山参拝料(大人600円)がかかります。ただ、この期間はシャトルバスが出るので、雨が強くなったときにエスケープできるというのもおすすめする理由のひとつになります。

都道府県:東京都
標高:466m
ルート長:約7.8km(武蔵五日市駅-金比羅山-南沢あじさい山-周回コース)
アクセス:JR五日市線武蔵五日市駅下車すぐ

シャトルバスでエスケープできるので安心


観光客にも人気の低山ハイキングコース「太平山」

紅葉狩りスポットとしても知られている栃木県の大平山ですが、実は紫陽花が美しい低山としても人気のハイキングコースとなっています。おすすめスポットは大中寺の紫陽花ですが、他にも紫陽花が点在していて登山客の目を楽しませてくれます。

観光地になっている謙信平や太平山神社の周辺では食事もできるので、荷物を少なくできるというのも太平山の魅力です。ただ、紫陽花のシーズンは観光客も増えるので、できれば休日よりも平日がおすすめです。雨が強ければ晃石山で引き返してもOKです。

都道府県:栃木県
標高:341m
ルート長:約11.5km(太平山-青入山縦走コース)
アクセス:JR両毛線大平下駅下車すぐ

飲食店が充実しているので身軽に登山を楽しめます


100種類の紫陽花が出迎えてくれる「雨引山」

雨引山は標高409mの低山で、嵯峨天皇時代に請雨祈願を行った山として知られています。まさに梅雨の季節にぴったりの山です。おすすめスポットは雨引山楽法寺(雨引観音)で、満開の紫陽花が登山客を出迎えてくれます。

さらに7月1日からは紫陽花を池に浮かべる「水中華」も行われるので、満開の季節だけでなく、見頃を過ぎてからも楽しめるのがポイント。紫陽花の種類はなんと100種もあり、野生品種のヤマアジサイなども見ることができます。

都道府県:茨城県
標高:409m
ルート長(往復):約 9.6km(岩瀬駅-雨引山-雨引観音往復コース)
アクセス:JR水戸線岩瀬駅下車すぐ

満開の時期と水中華のどちらもおすすめ

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