あす8日(木)以降は、本州付近に前線が停滞するため、曇りや雨の日が続くでしょう。特に、あさって9日(金)は、午前を中心に激しい雨が降り、大雨になる恐れも。先週の記録的な大雨で被害が出たエリアでは更なる大雨災害に警戒を!週明けは台風3号の影響も。
8日(木)は天気下り坂 9日(金)は警報級の大雨のおそれも
きょう7日(水)の関東は、朝から青空が広がりました。たっぷりの日差しとともに気温は早いペースで上昇し、午前中から真夏日になった所がありました。
あす8日(木)は天気が一転、次第に雲が増えるでしょう。夕方以降は所々で雨が降りそうです。あさって9日(金)は湿った空気が流れ込むことで前線の活動が活発になります。このタイミングで関東甲信地方で梅雨入りするとみられますが、早々に警報級の大雨になる恐れがあります。先週の記録的な大雨の影響で、雨がピークを迎える前から土砂災害の危険度が高まるエリアがあります。万が一の時に備えて、側溝や排水溝を掃除して水はけをよくしたり、風で飛ばされそうなものを固定したりするなど、家の外の備えをしておきましょう。雨や風が強くなってからでは、外での作業は危険です。
ポイントは12日(月)～13日(火) 梅雨前線+台風で再び大雨の恐れ
この先は、本州付近に前線が停滞するため、しばらく雨が続きます。特にポイントとなるのが、週明けの12日(月)から13日(火)。現在、フィリピンの東にある台風3号が進路に幅があるものの、海外などの予測モデルでは本州付近に12日(月)から13日(火)に北上してくる可能性があります。
先週のように、前線と台風の影響が重なって再び大雨になる恐れがあります。先週の大雨で今も影響が残っているエリアで再び雨量が多くなり、地盤が緩んで、がけ崩れや土石流などの土砂災害が発生するおそれがあります。今後の情報に十分ご注意ください。
晴れ間があるものの 前線の位置次第で天気コロコロ変化
来週後半の予報をみると、雨の日はあるものの、晴れの日も目立つ傾向です。これは梅雨前線が関東から一時的に離れるためです。ただ、梅雨前線の位置が少し関東に近づくだけで、予報がガラッと変わることもあります。日々の気象情報を確認し、晴れた日は洗濯物の外干しをするなど、日差しを有効にお使いください。
