2週間天気 今週はお花見ウィーク 昼間はポカポカ陽気も 寒暖差に注意

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今週は、広く晴れてお花見日和。昼間は過ごしやすい陽気に。各地とも高温傾向が続き、来週後半には東北北部でも桜が見頃を迎える所がありそう。ただ、朝晩と昼間の気温差が大きくなるため、体調管理や農作物の管理に注意。

1週目(29日~4月4日) お花見日和 朝晩と昼間の寒暖差大きい

あす29日(水)からは、高気圧に覆われて、各地とも晴れ間の広がる日が多いでしょう。穏やかな陽気で、青空のもとでお花見を楽しめそうです。ただ、花粉の飛散が多いため、マスクやメガネなどでしっかりと対策をしてお出かけください。

北海道は、31日(金)頃は、気圧の谷の影響で雨が降るでしょう。4月2日(日)は、太平洋側に湿った空気が流れ込むため、近畿や東海など、雨の降る所があるでしょう。

気温は、平年より高く、季節先取りの暖かさが続く見込みです。昼間は過ごしやすい陽気ですが、晴れて風が弱いと、朝晩は放射冷却現象が進んで、冷え込みが強まることがあります。東北や山陰などでは、あす29日(水)~30日(木)頃にかけて、朝の最低気温が平地でも氷点下となり、強い霜のおりる恐れがあります。農作物の管理にご注意ください。

また、北海道から九州北部にかけて、4月2日(日)頃から、気温が平年よりかなり高くなるとして、「高温に関する早期天候情報」が発表されています。積雪の多い地域では、急な雪どけによる川の増水、なだれや落雪に注意が必要です。

2週目(4月5日~10日) ヒノキ花粉のピーク

4月5日(水)は、各地とも雲が広がり、西から天気は下り坂に向かいます。6日(木)から7日(金)にかけて、雨の降る所が多いでしょう。8日(土)は西から晴れ間が戻り、9日(日)は広い範囲で行楽日和となりそうです。

気温は、平年並みか平年より高い日が多い見込みです。晴れる日は、日差しが暖かいでしょう。九州から関東にかけて、ヒノキ花粉がピークとなりそうです。雨が降った翌日は、花粉の飛散が非常に多くなりますので、対策をしっかりとしてお過ごしください。

今週 北陸や東北で桜満開の所も

きのう27日(月)までに、九州から関東の広い範囲で、桜が見頃を迎えています。気象台の観測では、和歌山や富山、名古屋など、観測史上最も早い(タイ記録を含む)満開となっている所もあります。きょう28日(火)は、福島で満開となりましたが、こちらも観測史上最も早い観測です。

この先も、全国的に平年より気温の高い日が続く見込みです。今週中に、北陸や東北南部でも、桜が満開となる所があるでしょう。旅行先などで、予想以上に咲き進んだ桜の花を楽しむことができるかもしれません。桜前線はこのあとも順調に北上し、東北北部や北海道でも、平年より早い開花・満開となりそうです。

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