3か月予報 高温傾向が続き4月も順調に桜前線北上 今年の梅雨入りは平年並みか

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季節先取りの暖かさが続き、記録的な早さで桜の開花も進んでいますが、4月に入っても気温が平年より高い状態は続くでしょう。春から初夏へ移り、雨の時期も気になる所です。降水量は平年並みで、長雨の時期は平年と大きく変わらない時期にやってきそうです。きのう20日発表の最新の3か月予報をお伝えします。

4月と6月は気温は高い傾向

ラニーニャ現象は終息したとみられますが、その影響はまだ残っています。そのため、4月から6月の全体の気温を見ますと、北日本から西日本にかけて、平年より高いでしょう。沖縄・奄美も並みか高い予想です。月ごとに見ると、4月は北日本から西日本で並みか高い見込みです。4月は朝晩と日中の気温の差が大きい時期でもありますので、脱ぎ着しやすい服装を選ぶなど工夫が必要になります。

5月になると全国的に平年並みになります。例年の5月の最高気温が東京都心で22℃~25℃ほど、札幌が16℃~20℃ほどになっています。このころになると、昼間は半袖という方も出てくると思います。引き続き、朝晩はヒンヤリしますので、体調管理には注意が必要です。

6月は再び平年並みか高いでしょう。このころの東京の気温は25℃~28℃ほど、暑いくらいの日も出てきそうです。湿度も高くなってくる時期で、体が暑さに慣れていないころでもあります。熱中症にご注意ください。

桜前線は東北から北海道へ

桜の開花も進んでいますが、桜前線は順調に北上しそうです。3月中にはみちのく入りしますが、4月に入ると山形4月5日、秋田9日、盛岡10日、青森13日に開花する予想です。そして津軽海峡を渡り、北海道は22日に函館で開花する予想です。

また、満開も続々と発表があるでしょう。お花見の際は、昼間は暖かいですが、夜桜を見に行く際は、暖かくして行くようにしましょう。

梅雨はいつから?

4月から6月の降水量は、全国的に平年並みの予想です。

天気としては、4月は春の季節らしく周期的な変化となりそうです。西日本や東~北日本の太平洋側を中心に晴れる日が多くなる見込みです。

5月も引き続き、天気は周期的に変化しそうです。5月になると沖縄地方の梅雨入りの平年が10日、奄美地方が12日となっています。沖縄・奄美では長雨の時期に入ります。側溝や雨どいの掃除など、雨の準備を事前にしておくようにしましょう。

6月に入ると、九州から東北にかけても、続々と梅雨の時期になります。現在予想されている、降水量を見ると、梅雨入りのタイミングは大きくずれることはなさそうです。最近はこの時期に、大雨となることもあります。大雨への備えを進めておくと良いでしょう。

北日本(北海道・東北)
東日本(北陸・関東・東海)
西日本(近畿~九州)

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