ゴルフクラブは6種類!各クラブの特徴を詳しく解説

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ゴルフはいくつかのゴルフクラブを使い分けながら行うスポーツです。そのため、プレーを楽しむためにはあらかじめそれぞれのゴルフクラブの種類や特徴を理解しておくことが大切です。

そこで今回は、ゴルフクラブの種類やそれぞれの特徴を解説するとともに、ゴルフクラブに関する規定や初心者におすすめのゴルフクラブをご紹介します。


ゴルフクラブの種類ごとの特徴

ゴルフクラブは、大きく以下の6種類に分けることができます。

・ドライバー
・フェアウェイウッド
・アイアン
・ユーティリティ
・ウェッジ
・パター

これほど種類があるのには理由があります。それは、ゴルフでは打つ場所や残りの距離など、プレーの状況によってゴルフクラブを使い分ける必要があるためです。ここからは、それぞれのゴルフクラブの特徴を解説します。

■ドライバー

ドライバーは最も飛距離を出すことのできるゴルフクラブで、1番ウッド(1W)ともいいます。ゴルフクラブの中では最も長く、軽く作られており、ヘッドも大きいことが特徴です。遠くへ飛ばすことができるものの、長さゆえに芯に当てることが難しいゴルフクラブともいえるでしょう。

■フェアウェイウッド

フェアウェイウッド(FW)は、ウッドの中で1番のドライバー以外のものをいいます。その名のとおりフェアウェイ(刈り込んだ芝)から打つ際に使用され、こちらも飛距離を出すことができるゴルフクラブです。2番や3番といった番手があり、番手が小さいほど距離が出しやすく、番手が大きくなるほどコントロールしやすいという特徴があります。

■アイアン

アイアンは、100~200ヤード程度の距離を狙うときに使用するゴルフクラブです。操作性に優れており、フェアウェイウッドよりも短い距離を狙う場合に使用することが多いでしょう。番手が大きいほどクラブの長さが短くなり、飛距離も落ちるほか、番手によって飛距離の差が10ヤード刻みで異なるなど、細かく設計されているという特徴があります。

■ユーティリティ

ユーティリティ(UT)は、フェアウェイウッドとアイアンの長所を併せ持ったゴルフクラブで、難易度が高いとされるロングアイアンと同じ距離を簡単に打てるように開発されたものです。形はウッドとアイアンの中間で使い勝手がよく、初心者にも打ちやすいゴルフクラブといえるでしょう。番手が小さいほど飛距離が出る設計となっています。

■ウェッジ

ウェッジはアイアンの中でもより短い距離を狙うときに使用するゴルフクラブです。グリーン周りのアプローチショット、深いラフからの脱出、グリーン周りのバンカーなどで使用することが多いでしょう。ウェッジはロフト角度によって種類が分けられており、角度が大きいほどボールが高弾道になりやすいという特徴があります。

■パター

パターはグリーン上でボールを転がしてカップに入れたり、安全のためにグリーン周りから転がしてピンに寄せたりするときなどに使用するゴルフクラブです。転がすことを目的としているためロフト角度は最も少なく、マレットやピンタイプなどさまざまな種類があります。


ゴルフクラブは何本まで?

ラウンドする際、コースに持って行くことができるゴルフクラブの本数は、規定により14本までと決められています。これは、1859年の全英アマチュアゴルフ選手権において、55本ものクラブを持参した選手がいたことがきっかけとなっています。あまりにも多くゴルフクラブを持参したために、クラブの選択に時間がかかってしまったのです。

15本以上のゴルフクラブを持っており、そのことが1ホール目で発覚した場合は2打罰のペナルティ、2ホール目以降で発覚した場合は4打罰のペナルティが課せられます。また、ほかのプレーヤーのクラブを使ってしまったり、ゴルフクラブを借りたりした場合にも、2打罰が課せられるため注意しましょう。


初心者が最初に準備すべきゴルフクラブの種類は?

コースには14本のゴルフクラブを持って行くことが可能ですが、ビギナーが最初から14本を準備することはあまりおすすめできません。なぜなら、自分の得意・不得意や、揃えるべきクラブが明確になっていないためです。

とはいえ、プレーをするうえでは欠かせないゴルフクラブや、持っておいたほうがよいゴルフクラブもあります。ビギナーの場合は、まずは以下のゴルフクラブを揃えておくとよいでしょう。

・ドライバー(1本)
・フェアウェイウッド(1~2本)
・ユーティリティ(1~2本)
・アイアン(4~7本)
・ウェッジ(2~3本)
・パター(1本)

ドライバーはティショットで最も飛ばすことができるように作られているゴルフクラブですので、持っておいたほうがよいでしょう。また、バンカーからのショットにはサンドウェッジがあると安心です。また、グリーン上ではパター以外のクラブの使用を禁止しているゴルフ場もあるため、パターは必ず揃えましょう。


自分に合ったゴルフクラブを少しずつ見つけよう

さまざまな種類があるゴルフクラブですが、それぞれの特徴を知り、自分の得意・不得意を知っていくことで自ずと選ぶべきものが見えてくるはずです。最初からたくさんのゴルフクラブを揃えようとせず、まずは扱いやすいゴルフクラブから使い始め、それぞれのゴルフクラブのショットの感覚をつかみながら少しずつ本数を増やしていくことをおすすめします。

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