満員電車に耐えている東京の皆さん こんな特別車両はいかがですか 物理学者の投稿が話題

中将 タカノリ 中将 タカノリ

満員電車の劣悪な乗車環境を改善するためのアイデアがSNS上で大きな注目を集めている。

「東京の満員電車しんどいから横になりながら通勤通学できるようにこんな感じで敷き詰めて欲しい。」とイラスト入りでそのアイデアを披露したのは京都大学で宇宙物理学を研究している武田紘樹さん(@tomatoha831)。

人が入ることのできる棺桶型のカプセルを、積み重ねて電車に載せてゆくという大胆すぎる構想……。これなら少なくとも他人とぎゅうぎゅう詰めにされる不愉快さからは解消されそうだ。

武田さんの投稿に対し、SNSユーザー達からは

「奴隷船じゃないか…」
「奴隷船がまず浮かんだけど、満員通勤電車と奴隷船の違いを考えたときに『あっ』て思ったわ。」
「確かにどの現場機械の資格講習でも荷を寝かせろと言われる」
「このカプセルで家から出撃、オートでレッツコンバインで寝ながら出勤がいい」
「天井低めにして電車を三段にし、最上階は雑魚寝専用スペース 中央部と1番下はあぐら専用 こういう特別車両があってもいいと思う
移動はハイハイ 靴が床につかない感じで 数駅の人は通常のスタンディング車両へ!」

など数々の驚きの声、称賛の声が寄せられている。

発案した人に聞いた

武田さんに話を聞いた。

ーーこのアイデアを思い付いた経緯を。

武田:関東から関西に引っ越して、出張などで久しぶりに東京の電車に乗るとこれまで異常にしんどかったので、適当にツイートしました。

ーー仮にこのアイデアが採用された場合のメリット、デメリットをお聞かせください。

武田:冗談なので採用されるとは思ってません。そのため、メリットやデメリットを考えること自体無駄ですね。

ーー投稿の反響へのご感想をお聞かせください。

武田:みんなしんどい思いをしてるんだなと思いました。

◇ ◇

読者のみなさんは武田さんのアイデアに対しどんな感想を持っただろうか?このアイデアがそのまま採用されることはないかもしれないが、満員電車の解決に向け、なにかのヒントになることは十分あり得そうだ。

なお武田さんは3月20日、著書「広大すぎる宇宙の謎を解き明かす 14歳からの宇宙物理学」(KADOKAWA)を発表する。相対性理論など宇宙物理学をイラスト、写真をまじえわかりやすく解説した力作なので、ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。

武田紘樹さん関連情報

Twitterアカウント:https://twitter.com/tomatoha831

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