最新設備でスキー場が雪不足でも大丈夫!人工雪でも楽しめるスキー場3選

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「スキー場に雪がない」といったニュースを目にすることが増えましたが、これはスキーやスノーボードが好きな人にとっては大問題ですよね。滑りに行く計画を立てたくても、直前までどのスキー場に雪があるのかわからないので、スケジュールを立てられない人もいるかと思います。

そういうときにおすすめなのが、スノーマシンなどの設備によって人工雪を造れるスキー場です。安定して雪を確保できるので、雪がないから滑りに行けないなんてこともありません。そこで今回は最新の人工雪事情についてご紹介します。

スノーマシンや人工造雪機があれば雪が降らなくてもスキーを楽しめます


最新設備なら天然雪に近い感覚で楽しめる

まず知っておいてもらいたいのが、人工雪には2種類の作り方があるということです。ひとつはスノーマシン(人工降雪機)と呼ばれる機械を使って作る人工雪で、大気中の空気を圧縮させることでマイナス40℃の環境を作り、そこに水をかけることで雪を降らせます。

もうひとつが人工造雪機で造られる人工雪で、こちらは製氷機でつくられた氷を細かく砕いてゲレンデに撒いて積雪状態にします。一般的にスノーマシンは気温が低くないと雪を作れず、造雪機は気温に関係なく雪を作れるとされています。

いずれの機械で作った雪も、天然の雪のような結晶構造を持たないため、残念ながら天然と同じ雪質というわけではありません。それぞれの雪質を見ていきましょう。

スノーマシン(人工降雪機)
・サラサラで滑りやすい
・アイスバーンになりやすい

人工造雪機
・雪の粒が大きいので滑りにくい
・転んでもそれほど痛くない

どちらも一長一短ですが、スノーマシンや人工降雪機は年々進化しており、最新の設備であれば天然雪に近い感覚でスキーを楽しめます。ただし、すべてのスキー場で最新設備を導入しているわけではなく、圧雪技術にも差があるため、スキー場選びはとても重要になります。

そこで人工雪の取り扱いを得意としている、おすすめのスキー場を3つご紹介します。

人工雪でも天然雪に近い感覚で滑ることができるスキー場もあります


人工雪スキー場の定番「軽井沢プリンスホテルスキー場」

軽井沢プリンスホテルスキー場は雪が少ないエリアということもあり、スキー場の雪のほとんどが人工雪になります。このため人工雪の取り扱いにも慣れており、しかも晴れやすいエリアということもあって、シーズンを通して快適にスキーを楽しめます。

また東京から新幹線なら1時間で最寄り駅である軽井沢駅まで行くこともでき、高速道路のインターチェンジも近いのでアクセスしやすいといったメリットもあります。アウトレットなどの観光スポットも充実しており、スキー以外も満喫できるおすすめのスキー場になります。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢
URL:https://www.princehotels.co.jp/ski/karuizawa/winter/

軽井沢プリンスホテルスキー場は人工雪スキー場の定番


優れた圧雪技術で人工雪でも滑りやすい「パルコール嬬恋リゾート」

パルコール嬬恋リゾートは群馬県嬬恋村に位置するスキー場で、そもそも最大積雪量がそれほど多くないため、シーズン中は人工降雪機を使ってゲレンデのコンディションを整えています。特筆すべきはその圧雪技術の高さで、人工雪でも滑りやすい雪質に仕上げてくれます。

コースの90%が初心者から中級者向けとなっており、ボーゲンレベルでも山頂からの4500mロングコースを満喫できます。スキー・スノーボードアイテムは「SALOMON STATION」でレンタルできるので、久しぶりにスキー場に行く人にもおすすめです。

住所:群馬県吾妻郡嬬恋村 大字干俣 バラギ高原
URL:https://tsumagoiskiresort.life

高い圧雪技術があるので人工雪でも滑りやすいスキー場


最新の人工降雪機導入「ハンターマウンテン塩原」

2017年に最新の人工降雪機を導入したことで、安定した雪を確保しているのが栃木県にある「ハンターマウンテン塩原」です。2022年は冷え込み不足で、営業開始が12月となってしまいましたが、それでも栃木県内では最も早くオープンしています。

関東圏であれば、日帰りでアクセスできるのもハンターマウンテン塩原の魅力です。コースのバランスもよく、初心者から上級者まで楽しめます。キッズパークもあり、家族で楽しめるのもおすすめのポイントです。

住所:栃木県那須塩原市湯本塩原字前黒
URL:https://www.hunter.co.jp/winter/

関東圏から日帰りでスキーを楽しめます

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