札幌 22シーズンぶりの記録的な寒さ 明日30日も冷え込み厳しく水道凍結注意

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1月下旬の北海道は上空の寒気の影響で、広い範囲で気温の低い日が多くなりました。札幌でも今日(29日)までに最低気温が6日連続で-10度以下となるなど、記録的な冷え込みとなっています。

札幌では22シーズンぶりの記録に

札幌の今日(29日)朝までの最低気温は-10.5度まで下がり、1月24日に-12.4度を観測してから、今日まで6日連続で-10度以下の気温を観測しています。札幌でシーズンを通して-10度以下を6日連続で観測したのは、2000-2001年シーズン(1月12日~20日)以来のことで、22シーズンぶりの記録的な冷え込みとなりました。

毎年12月から2月にかけては札幌でも水道の凍結事故が多発しており、市内の水道凍結による修繕件数は年間で7000件近くにものぼっているそうです。さらに今シーズンは、ここ数日の厳しい冷え込みの影響で、水道管が凍結したなど札幌市水道局への問い合わせの件数が急増しています。

明日も厳しい冷え込みに 水道凍結に注意

明日(30日)の道内の最低気温は、広く-10度前後で、道東方面や内陸では-20度くらいまで下がる所がありそうです。札幌も-10度くらいまで下がる見込みで、7日連続で-10度以下となるかもしれません。朝晩を中心に、水道凍結には十分注意し、寝る前や家を出る前は「水抜き」を忘れずに行うなど、万全な対策が必要です。

一般に、水道凍結に注意が必要になる目安は、最低気温が-4度以下になる時といわれています。また、長期間家を空けて水道を使用しない時や、真冬日(最高気温が0度未満)の日が続く時も注意が必要です。

万が一水道が凍結してしまった場合は、露出している水道管や蛇口にタオルを巻いて、その上からお湯をゆっくりとかけるなどの対策を行うようにしてください。直接熱湯をかけてしまうと、水道管や蛇口が破裂したり火災の危険があるので、決して行わないように注意してください。

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