「水星の観察」のチャンス あす30日朝は水星が最大離角 観察時は防寒対策を万全に

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あす30日(月)は、水星が太陽との見かけの位置が離れる「最大離角」をむかえます。そのため水星を観察するチャンスとなります。日の出の少し前の時間帯ですので、観察の際は防寒対策をしっかりとしてください。

「水星の観察」チャンス

水星は太陽の周りをまわる惑星の中で最も内側を回っているため、太陽から大きく離れることがなく、見つけやすくなる時期は太陽からの見かけの位置が離れる「最大離角」前後になります。

あす30日は西方最大離角にあたり、水星を観察するチャンスがあります。日の出前の南東の空で、高度は10度ほどと低い位置になります。そのため、観察には高い建物や山などがない、開けた所が良いでしょう。日が昇る直前で空が明るくなり始めるころで見つけにくいかもしれませんが、双眼鏡などを使うと見つけやすくなります。ただ、その際は昇ってくる太陽は絶対に見ないようにしましょう。
(参考:国立天文台HP)

気になる天気は?

気になる天気ですが、あす30日(月)6時~9時は、北陸や北海道の日本海側は雪や雨が降るでしょう。山陰や東北南部も雲が多く、雪や雨の降る所もありそうです。

一方、沖縄や九州から関東甲信、東北北部、北海道の太平洋側やオホーツク海側は広く晴れて、水星を見られそうです。

観察できる時間帯は、一日の中でも最も冷えるころになります。ほとんどの所で気温が0℃以下で厳しい寒さとなります。見に行く際は防寒対策をしっかりとしましょう。

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