「ふるさと版」街の住みここちランキング 2位「北海道東神楽町」、1位は「全戸が豊かな地下水で生活する、北海道で唯一上水道が無い町」

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大東建託株式会社(東京都港区)は、全国の大都市圏や政令指定都市、県庁所在地などの都市部を除いた街を対象とした「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2022<ふるさと版>」を発表しました。その結果、街の住みここち「ふるさと版」の1位は「北海道東川町」が選ばれたそうです。

2019年~2022年の期間に全国(47都道府県)の大都市圏や政令指定都市、県庁所在地などの都市部を除いた街に居住する20歳以上の男女19万3783人を対象にインターネット上で実施した調査です。なお、2019年は回答数30人以上の自治体を、2020年以降は各年の回答を累積して回答数50人以上の自治体をランキング対象として集計したといいます。

「街の住みここちランキング2022<ふるさと版>」の1位は「北海道上川郡東川町」でした。2位は「北海道上川郡東神楽町」で、トップ2は北海道上川郡に属する町が並ぶ結果となり、3位は「沖縄県中頭郡北谷町」がランクインしました。なお、トップ10のうち7自治体が、11~20位のうち9自治体が「町」もしくは「村」だったそうです。

都道府県別に見ると、トップ30に多くランクインしていた自治体は、「沖縄県」(9自治体)、「北海道」(4自治体)、「三重県」「熊本県」「長野県」(いずれも2自治体)。なお、「沖縄県」は9自治体のうち7自治体、「北海道」は4自治体、「三重県」は2自治体、「熊本県」と「長野県」はそれぞれ1自治体が郡部に属する「町」や「村」だったといいます。

【1位:北海道上川郡東川町】

「東川町」は北海道のほぼ中央に位置しており、大雪山の雪解け水が長い年月を経て地下水となって麓の町まで運ばれてきているため、全戸が豊かな地下水で生活する、北海道で唯一上水道が無い町になっています。また、写真を通じたまちづくりを積極的に推進しているほか、景観条例を制定し、子育て・起業化支援にも力を入れており、近年は全国からの移住者などの人口増加によりカフェや雑貨店・ワイナリー・ヴィンヤード・日本酒蔵などが増え、若い世代が観光で訪れるようになっているといいます。

居住者からは「郊外ながら、活気があり、人が集まる店やイベントが充実している」(45歳女性)、「自然が沢山あり子育てには良い。移住者が多い」(33歳女性)、「自然豊かで交通量が少なく、渋滞することがない」(62歳女性)などの声が寄せられたそうです。

【2位:北海道上川郡東神楽町】

「東神楽町」は北海道のほぼ中央に位置し、旭川市に隣接するベッドタウン。道内で5番目に面積の小さい町ですが、子どもの割合は全道一多く、町内には『旭川空港』があるため道外へのアクセスも便利だといいます。

居住者からは「家賃が安い。子どもが多くて活気がある。近くに24時間営業のコンビニがある。ショッピングモールがある。自然が豊か」(31歳女性)、「のどかで、周りに住んでる人がギスギスしておらず、人間関係が良い」(65歳男性)、「住みやすい。子育てしやすい」(48歳女性)といった声が寄せられていました。

【3位:沖縄県中頭郡北谷町】

「北谷町」は沖縄本島中部西海岸に位置しており、西海岸に位置する美浜地区には、返還された米軍基地跡地に開発された『美浜タウンリゾート・アメリカンビレッジ』があるほか、周辺には大規模なショッピングセンターも擁しており、多くの地元県民や観光客が訪れているといいます。

居住者からは「南部、北部のどちらにも動きやすい。街並みがごみごみしていない。高台で津波、浸水等に影響されない」(68歳男性)、「景色が綺麗で、賑わいのある街。外国人や県外からの移住者も多く、暮らしやすい」(44歳女性)、「開発が進んでいて、街並みが綺麗で活気がある」(58歳男性)などの声が寄せられたそうです。

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【出典】
▽いい部屋ネット街の住みここちランキング2022<ふるさと版>

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