東北2週間天気 14日頃と18日頃は大雪の恐れ 仙台も雪が降り凍える寒さ

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きょう7日は二十四節気「大雪(たいせつ)」で、大雪が降りだすころ。この先の東北地方は、日本海側は雪や雨の降る日が多い見込み。強い寒気が周期的に入り、暦通り大雪の恐れも。太平洋側は天気が短い周期で変わり、平地でも雪の降る日がありそう。

【前半】14日(水)は日本海側中心に大雪の恐れ

日本海側は雪や雨の降る日が多くなりますが、太平洋側は天気が短い周期で変化するでしょう。晴れ間の出る日は、貴重な洗濯チャンスとなりそうです。

この期間でポイントになるのは14日(水)です。冬型の気圧配置が強まるため、東北北部の上空1500m付近に大雪の目安となるマイナス12℃以下の強い寒気が流れ込むでしょう。日本海側を中心に雪が降り、ふぶいたり、降雪量が多くなる恐れがあります。東北南部太平洋側でも福島市では雪が降る見込みです。予報にはまだ幅があるため、今後の情報に注意が必要です。

【後半】大雪のタイミングは2回 15日(木)と18日(日)~19日(月)

15日(木)は冬型の気圧配置が強まるでしょう。日本海側は雪が降り、局地的に大雪の恐れがあります。ふぶく恐れもあるため、積雪やふぶきによる交通障害に注意して下さい。仙台や福島も強い季節風に乗って、雪雲が流れ込むでしょう。朝晩の冷え込みで路面が凍結する恐れがあるため、車の運転はスリップに注意が必要です。

18日(日)から19日(月)も広い範囲で雪が降り、日本海側の山沿いを中心に大雪の恐れがあります。日本海側は風が強まり、ふぶく所が多くなりそうです。

この期間は寒気が周期的に入るため、気温の変動が大きいでしょう。19日(月)は北部を中心に、最高気温が0℃未満の真冬日となりそうです。凍える寒さとなるため、体調には十分気を付けてお過ごし下さい。

慣れない「大雪」予想 特に注意すべき場所は?

普段、雪に慣れていない方が、雪道を歩く際、特に注意すべき所は4つあります。
①歩道橋の上や、橋の上
地面と接していないため、地面からの熱が伝わりにくく、凍結しても溶けにくい。
②バスやタクシーの乗り降り場所
人の乗り降りや、車のタイヤによって、雪が踏み固められると、滑りやすくなる。
③横断歩道
多くの人や車が通ることで、雪が踏み固められやすくなる。特に、白線部分は、水が染み込みにくく、薄い氷の膜が出来やすい。
④地下への出入り口や、建物への出入り口
靴の底に付着していた雪が、出入り口付近に残っていることもある。地下へ降りる時は、段差があるため、更に危険に。

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