あす7日「大雪」 日本海側は雪強まる所も 落雷やひょうにも注意 朝冷え込み厳しく

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あす7日は、二十四節気の「大雪(たいせつ)」。いよいよ雪が降り積もってくる頃です。日本海側は雪の降る日が続き、今夜からあす朝にかけては、雷を伴って降り方が強まる所もあるでしょう。朝は全国的に強い冷え込みが続きそうです。

あす7日「大雪(たいせつ)」東北や北陸は雷を伴うところも

あす7日(水)は、二十四節気の「大雪(たいせつ)」。いよいよ雪が降り積もってくる頃です。

今夜からあす7日(水)にかけては、上空5500メートル付近でマイナス36℃以下の大雪を降らせるレベルの寒気が北海道付近を通過する見込みです。
また、東北や北陸には、マイナス30℃以下の強い寒気が流れ込み、大気の状態が不安定となるでしょう。

北海道の日本海側では朝まで局地的に雪が強まるでしょう。積雪がさらに増える所がありそうです。また、低気圧が通過する東北の内陸や北陸の標高の高い地域では、一時的に雪が強まる所もある見込みです。路面状況の変化に注意し、道路情報などはこまめに確認をしてください。

北陸の平地は雨で、雷を伴ったり、雨脚が強まることもあるでしょう。落雷や降ひょう(あられ)などの降るおそれがありますので、ご注意ください。

また、東北や北陸では、風が強く吹いています。あす7日(水)にかけて、強風にも注意してください。

北日本で積雪増加

この先は、北日本の日本海側で雪の降る日が続くでしょう。積雪の量が多くなる所がある見込みです。車の運転をする際には路面の状況などに十分注意をしてください。

太平洋側は冬晴れが続き、空気が乾燥するでしょう。
日中の最高気温は、関東から九州にかけて10日(土)頃までは、15℃くらいまで上がる日が続く見込みです。きょう6日(火)は、真冬の寒さだった関東はもあす7日(水)以降、寒さが和らぐでしょう。

ただ、朝晩は厳しい冷え込みが続き、一日の気温の変化が大きくなりそうです。

この先「冬型の気圧配置」続く

天気図を見ると、西に高気圧、東に低気圧の「冬型の気圧配置」が続くでしょう。

12日(月)頃までは、弱い冬型となりますが、13日(火)には、低気圧が発達しながら、東の海上へ進み、日本付近は強い冬型の気圧配置となる見込みです。等圧線が狭い間隔で縦じま模様となっていて、「強い冬型の気圧配置」となるでしょう。

14日(水)頃は、季節風が強まり、上空に流れ込む寒気もこれまで以上に強くなる可能性があります。日本海側を中心に大雪のおそれがありますので、今後の気象情報に注意をして、雪の多い地域では早めに注意をしてください。

冬道の運転 注意するキーワードは「ふゆとじこ」

この時期、車を運転する際に、気をつけていただきたいポイントは、5つあります。

(1)冬道装備をしっかりと行いましょう。早めに冬用タイヤに取り換えたり、タイヤチェーンを用意したりしましょう。雪道運転は、バッテリーが上がりやすくなります。遠出をする際は、予備のウォッシャー液やバッテリーを確認するなど、事前の点検も忘れないでください。

(2)ゆっくりと、慎重に運転しましょう。雨や雪が降った後に、気温が低いと、普段、慣れている道でも、思わぬ所が凍結している可能性があります。また、雪のない所でも、道路が黒っぽく見えたら、凍結している恐れがありますので、油断しないでください。

(3) 時には、迂回や出控えることも、選択肢の一つです。ドライブプランなどを、一時的に変更するのも良いでしょう。

(4) 時間に余裕をもって、出発しましょう。慌てると、凍結した道路でも、ついスピードが出てしまい、事故につながってしまいます。

(5) こまめに天気や道路情報を確認しましょう。天気予報が、急に「晴れ」から「雪」に変わるかもしれません。雪が降ると、道路が通行止めになることもあります。

5つのポイントの頭文字を並べて、「ふゆとじこ」と覚えてください。

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