古墳が舞台の人気漫画「やまとは恋のまほろば」の神尾君が、岡山県総社市で観光ナビ 音声ARで史跡など紹介

山陽新聞社 山陽新聞社

 大小1900基もの古墳がある岡山県総社市は、古墳と恋愛をテーマにした浜谷みおさんの人気漫画「やまとは恋のまほろば」とコラボレーションした観光案内コンテンツを製作した。音声AR(拡張現実)アプリをダウンロードすると、市内の史跡や名店を訪れた際に作中のキャラクターが特徴などを紹介。作品の世界観を味わいながら古代ロマンの旅を満喫できる。公開は31日まで。

 総社市内には全国10位の規模を誇る作山古墳(墳長282メートル)をはじめ、大きいものから小規模のものまで多数の古墳が点在する。地域の特徴を生かした周遊型観光の推進に向け浜谷さん側に連携を打診し、コラボが実現した。

 「やまとは―」は、大学の古墳研究会を舞台にした恋愛漫画でananマンガ大賞受賞作。コンテンツでは、漫画に登場する古墳研究会の幽霊部員「神尾君」が市の観光ガイドのアルバイトという設定でナビゲーター役を務める。声優でアイドルユニット「Hi!Superb(ハイシュパーブ)」でも活躍する大海将一郎さんが声を担当する。

 作山古墳や国史跡のこうもり塚古墳、中四国最古の寺院跡・秦原廃寺といった史跡群をはじめ、古民家を活用したカフェなど地元の人気店を含めた32カ所を案内する。スマートフォンに専用アプリ「Locatone」をダウンロードした後、コンテンツを選択して出発し、スポットに近づくと自動でガイドが流れる。史跡や店の説明だけでなく、名物店長の紹介といった地元ならではのこぼれ話も楽しめる。

 地域を巡ってもらうため、市は自転車での移動を想定する「入門」(所要時間3~4時間)と、車で回りトレッキングも楽しめる「まほろば」(同5~6時間)のモデルコース2種類を設けた。観光施設などでガイドブックを配布しているほか、市の施設に前方後円墳型のパネルを置いてPRしている。

 市観光プロジェクト課は「古代に思いをはせながら、地元の隠れたお店や魅力ある人との出会いも楽しんで」と呼びかけている。

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