コロナ禍出産の不安、妊婦1000人に聞いた 「感染や濃厚接触者になって入院できないかも」が最多

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昨今のコロナ禍のなか、出産を控えている妊婦のみなさんはどのような不安を抱えているのでしょうか。全国の現在妊娠中の人1003人に調査をしたところ、コロナ禍の中の出産で不安なことは「コロナにかかったり濃厚接触者になったりして入院できないかもしれない」「立ち合い出産ができない」などに回答が集まったそうです。

妊娠時系列の方のための動画情報サイト『つきみちる』を運営する株式会社グリーンハートが「コロナ禍で妊婦が取り組んでいる事に関する調査」と題して、2022年8月に実施した調査です。

まず、「現在の妊娠期」を聞いたところ、「初期(発覚~15週)」(33.6%)、「中期(16週~27週)」(33.3%)、「後期(28週~)」(33.1%)という回答結果になりました。

また、「妊活中に健康のために行っていたこと」については、「適度に運動をする」(51.1%)、「食生活の改善」(48.5%)、「カフェインの摂取を控える」(47.1%)が上位に。

さらに、「ご主人は妊活に対して何をしましたか」と質問したところ、「妊娠出産に関する情報を収集する」(28.9%)、「病院に一緒に行く」(27.1%)、「タバコやアルコールをやめる、または減らす」(23.7%)といった回答が上位に並んだそうです。

次に、「妊娠前にコロナにかかりましたか」と聞いたところ、16.8%の人が「かかった」と回答。「妊娠前にコロナにかかった」と回答した人に「コロナ罹患後に残っている後遺症」を聞いたところ、「後遺症は特にない」(32.7%)、「味覚がない、またはおかしい」(25.6%)、「体力が衰えた」(25.0%)と続きました。

また、「コロナ禍での出産で不安なこと」については、「コロナにかかったり濃厚接触者になったりして入院できないかもしれない」(57.0%)が最多に。次いで、「立ち合い出産ができない」(51.0%)、「出産後も配偶者や親族が病院に来られなくて孤独」(45.1%)、「薬を飲めない」(41.3%)、「万が一の時に十分な医療行為が受けられないかもしれない」(39.5%)、「積極的治療が受けられない」(23.0%)などが挙げられたそうです。

続いて、「妊娠発覚時のBMI」を聞いたところ、「18.5以上20未満」(34.6%)、「20以上25未満」(32.5%)、「18.5未満」(15.3%)という結果に。また、「妊娠発覚後、体重はどれくらい増えたか」については、「1kg以上3kg未満」(24.1%)、「3kg以上5kg未満」(20.7%)、「1kg未満」(19.0%)と続きました。

最後に、「産婦人科から妊娠中には何に気を付けた方が良いといわれていますか」と聞いたところ、「体重を増やしすぎない」(51.7%)、「栄養をきちんと摂る」(43.7%)、「ストレスを溜めない」(37.3%)といった回答が上位に並びました。

また、「産婦人科からいわれている妊娠中に取った方が良い栄養素」については、「葉酸」(71.2%)、「鉄」(55.9%)、「カルシウム」(23.7%)などが挙げられたそうです。

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