【tenki.jp×YAMAP】紅葉時期におすすめ 九州地方の人気登山コース5選

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九州地方の紅葉は早いところで10月中旬から色づき始めますが、温暖な気候の影響もあり、場所によっては12月下旬まで楽しむことができます。九州地方の紅葉名所といえば、福岡の秋月城跡・大分の深耶馬渓・宮崎の高千穂・熊本の五家荘などがありますが、今回はtenki.jp×YAMAP編集部で厳選した九州地方のおすすめ紅葉登山コース5選を紹介します。


久住山

大分県南西部に位置する、くじゅう連山の主峰(最高峰は中岳:1791m)。この山の名称については、久住山と九重山との2つの表記が混同して使われており、県では主峰そのものは「久住山」、山域の場合は「くじゅう連山」の表記を公式としています。

数ある登山コースのなかから今回は「吉部登山口-大船山 往復コース」をご紹介。
片道2時間ほどで登頂できる山頂からは、足元に広がる雄大な久住高原や遠くにそびえる阿蘇五岳・祖母傾の山並みをはじめとした、360度のパノラマを満喫できます。

【登山データ】
登山所要時間:約7時間
距離:12.7km
上り:1013m
下り:1013m

【tenki.jp】山の天気「久住山」はこちら
※画像はいけしんさんのYAMAP活動日記より


宝満山

宝満山は福岡県太宰府市と筑紫野市にまたがり、三郡山地の南端に位置する標高829mの山。古くから霊峰として崇められ、現在も多くの登山者が訪れます。

今回は「竈門神社〜正面登山道コース」をご紹介。

単調な登りが続きますが、適度に休憩のできる場所や水場があり、初級者コースとなっています。

【登山データ】
登山所要時間:約4時間
距離:5.2km
上り:704m
下り:704m


韓国岳(霧島山)

韓国岳(標高1700m)は、宮崎県えびの市と小林市、鹿児島県霧島市の境にある霧島連山の最高峰。山頂からは眼下にえびの高原が広がり、火口湖の大浪池、同じ霧島連山の獅子戸岳、新燃岳、中岳、高千穂峰を一望できます。活発な活火山であるため、登山の際は火山情報を確認しておくと良いでしょう。

今回は「韓国岳登山口-韓国岳 往復コース」をご紹介。
100分ほどで山頂を目指すコースです。

【登山データ】
登山所要時間:約3時間
距離:4.8km
上り:517m
下り:517m

【tenki.jp】山の天気「韓国岳(霧島山)」はこちら


由布岳

大分県由布市の由布岳は「おんせん県」大分を代表する温泉地、湯布院温泉の背後にそびえる日本二百名山の1つです。東峰と西峰の2つのピークからなる双耳峰で、山頂部は東峰、西峰を含めて一周できるようになっていますが、クサリのある岩稜帯や崩壊地の通過があるため、初心者は比較的安全に登ることができる東峰の往復にとどめたいところです。

今回は「由布岳 正面登山口コース」をご紹介。

最もメジャーな正面登山口(由布岳登山口)から、クサリ場がなく比較的安全に登ることができる東峰を往復するこのコースは、草原地帯や樹林帯など変化に富んだ山歩きを楽しむことができます。九十九折の登山道を登っていくと、頂上が近くになるにつれて視界がひらけ、北麓や湯布院の街並みを遠望することができます。

【登山データ】
登山所要時間:約4時間半
距離:6.3km
上り:813m
下り:813m

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雲仙岳

雲仙岳は、長崎県島原半島の中央部に位置する活火山で、最高峰は平成新山の1483mです。登山コースは仁田峠を起点に普賢岳とともに雲仙三岳をなす妙見岳と国見岳を経て普賢岳に立ち、全国森林浴百選の薊谷を下る周回コースが一般的です。

仁田峠から雲仙ロープウェイを利用すればよりお手軽登山を楽しめますが、ここではロープウェイは利用しないパターン「雲仙岳 池の原園地〜三岳周回コース」をご紹介。

最初に到達するピークは妙見岳で、頂上には妙見神社が佇んでいます。ここからの縦走路は浅い樹林帯を進むため、時折開ける視界からは普賢岳や平成新山、国見岳が見え、開放的な山歩きを楽しめます。国見岳直下は本格的な鎖場があるので要注意ですが、慣れれば鎖場も普段と違った楽しさを見出せるでしょう。最後に到達する普賢岳の頂上は岩の広場となっており、360度の展望を楽しみながら20人ほどが休憩できるスペースになっています。

【登山データ】
登山所要時間:約4時間15分
距離:5.5km
上り:665m
下り:665m

【tenki.jp】山の天気「雲仙岳」はこちら


日本全国の紅葉巡りに出かけよう

いかがでしょうか?九州地方のみならず、日本全国には本記事では紹介しきれない数多くの紅葉スポットが存在しています。紅葉巡りの際には、tenki.jp紅葉見頃情報や、YAMAP「リアルタイム紅葉モニター」をチェックするのもおすすめです。

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