備蓄にも◎!保存食を利用して、手軽にアウトドアへGO!

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9月は「防災の日」もあり、防災について考えることが多かったかと思います。ご自宅の備蓄品を見直した方も多かったのではないでしょうか。普段からローリングストックを取り入れている家庭も多いかと思います。一方で、保存のきく食材を活用できるのが一番ですが、なかなか消費できていない方もいるかもしれません。
今回は、これらの備蓄できる保存食を利用して、屋外で楽しめるレシピをご紹介します。これからの季節は自然が様々に変化していく時期。登山やアウトドア、ピクニックなどで、活用してみてはいかがでしょうか?


ローリングストックとは?

ローリングストック、またはローリングストック法という備蓄の考え方をご存知ですか?普段から少し多めに加工品や保存のきく食品を購入し、日常生活の中で消費・循環させながら備蓄を行う方法です。この方法の良いところは、使いながら備蓄することで、消費期限を管理できる点。また、普段から利用することで、備蓄製品の使い方や性質を知ることもできます。実際に利用する際、加熱が必要なものなのか、お湯や水のどちらを必要とするのかなどの意外な盲点を解消しておくことができます。


やっぱりご飯!「アルファ米」を使ったレシピ

とても便利なアルファ米、どんなものかご存知ですか?アルファ米は一度炊いたお米を乾燥させたもので、賞味期限が長いのが特徴です。水・お湯のどちらを加えても食べられるものがほとんど。劣化を防ぐためにアルミパウチに入っていることが多く、最近ではカレー味や、かやくが入った炊き込みご飯など、レパートリーも豊富に販売されています。コンパクトで軽量なので、登山の携行食として利用したことがある方もいるのではないでしょうか。同じ「白米」製品でも味に違いがあるので、食べ比べて、お気に入りを見つけておいても良いかもしれませんね。

☆作ってみよう「さっぱり混ぜご飯」
<材料>
アルファ米(白米) 1人前
水(アルファ米による)
さんま蒲焼き缶 1〜1.5切
卵 1個
寿司酢 大さじ1
お好みの薬味(ねぎ、しそ、みょうがなど) 適量
油 大さじ1/2

<作り方>
1. アルファ米は記載の容量どおりに水を加えておきます(多くは水を利用する場合、出来上がりまで1時間ほど要します)。
2. お好みの薬味をみじん切りにします。
3. フライパンに油をひき、中火で熱します。
4. 卵を割り入れ、黄身と白身が混ざるように、そぼろ卵を作る要領で、菜箸で混ぜほぐしながら炒めます。
5. 弱火にし、さんまの蒲焼きの切り身をほぐしてから加えます。
6. 全体がざっと混ざったら火を止めます。
7. アルファ米が出来上がったら、寿司酢を加えて、混ぜ合わせます。
8. 6に2の薬味を加えて、さらに全体を混ぜ合わせたら完成です。
☆そのまま食べても良いですが、海苔の上にのせて、手巻き寿司のように食べても美味しいですよ。

そのままでも、つまみにもなる美味しさ


見ると食べたくなる!?「サバ缶」を使った魅惑のメニュー

サバ缶はローリングストックにも向いており、普段から食べている人も多いのではないでしょうか?水煮や味がついているものなどの種類も豊富です。今回は下味調理が不要な味噌煮のサバ缶を利用します。メニューは餃子!外で楽しむ際は、タネだけを仕込んでおいて包むところから楽しんでもいいかもしれません。また、主食をアルファ米にすることもできますね。

☆作ってみよう「サバ餃子」
<材料>
サバ味噌煮缶 1缶(200g)
キャベツ 1/8個
ニラ 1/2束
おろししょうが 小さじ1
餃子の皮 1袋(20枚)
油 適量
水 1/4カップ

<作り方>
1. キャベツとニラはみじん切りにします。
2. ボウルなどに汁を切ったサバ缶、おろししょうが、1を加えてよく混ぜます。20等分がわかるようにしておきます。
3. 餃子の皮に2のタネの1/20個分をのせ、指で皮の周囲を水(分量外)で軽くなぞり、包みます。
4. フライパンに油大さじ1をひいて、中火から強火で熱します。
5. 餃子を並べ入れて、底に焼き色がついたら、水を加えて蓋をし、弱火で蒸し焼きにします。
6. 3分ほど経ったら蓋を取り、強火にします。水分が飛んだら、油小さじ1をまわしかけ、さらに焼いたら完成です。
☆2のタネに、コチュジャンを小さじ1程度加えると辛みとコクが増します。また、焼く時の油は、サラダ油だとさっぱりと、ごま油だとコクが出るので、お好みで選んでもいいかもしれません。

防災の知識はアウトドアにも活用できます。楽しみながら学んでみてくださいね。

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