関東週間 土日は真夏日に迫る暑さ 今後発生する「台風18号」の動向にも注意

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関東は1日(土)と2日(日)とも秋晴れが続いて、お出かけ日和になりそうです。最高気温は30℃以上の真夏日に迫る所もあるため、熱中症に十分ご注意ください。また、今後発生する可能性のある「台風18号」の動向にも注意が必要です。

1日(土)と2日(日) お出かけ日和、運動会日和

この先、2日(日)にかけては本州付近は高気圧に覆われて、関東各地で日差しが届くでしょう。

1日(土)は運動会という方もいらっしゃるかと思います。朝から各地で晴れて、運動会日和になりそうです。
ただ、注意が必要なのが気温です。日差しとともに気温がグングンと上がり、最高気温は30℃近くまで上がる所もあるでしょう。朝晩を中心に秋らしさを感じられるようになってきていますが、日中の暑さは体に堪えそうです。外で長い時間、過ごされる方は、特にノドが乾く前に水分を補給し、涼しい所で適度に休憩もとりましょう。小さなお子さんやお年寄りの方がいる場合は、周りの方が気を配り、熱中症にならないよう、ご注意ください。

熱中症の応急処置

熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。
まず声をかけ、意識があることを確認します。意識がない場合には、すぐに救急車を呼びましょう。救急車が到着するまでの間に応急処置を始めてください。呼びかけへの反応が悪い場合は、無理に水を飲ませてはいけません。日本気象協会推進「熱中症ゼロへ」プロジェクトが作成した「暑熱順化ポイントマニュアル」によりますと、

①クーラーが効いた室内や車内に移動しましょう。屋外で、近くにそのような場所がない場合には、風通りのよい日かげに移動し安静にしましょう。
②衣服をゆるめて、体の熱を放出してください。太い血管が流れている両側の首筋、わき、足の付け根などを冷やすと良いでしょう。冷やすときは氷枕や保冷材などがあればそれらを使って、なければ皮ふに水をかけて、うちわや扇子などであおぐことでも体を冷やすことができます。
③ 水分と塩分を補給しましょう。できれば水分と塩分を同時に補給できる、スポーツドリンクなどを飲ませると良いでしょう。おう吐の症状が出ていたり意識がない場合は、誤って水分が気道に入る危険性があるので、むりやり水分を飲ませることはやめてください。

台風18号発生か? 週明けは傘の出番

沖縄の南にある熱帯低気圧は今後24時間以内に「台風18号」になりそうです。明日29日(木)から明後日30(金)にかけて、沖縄の大東島地方に接近するおそれがあります。

その後は日本の南を北上しますが、予報円が大きく、まだ進路が定まっていません。いずれにしても、週明けは関東にも雨雲の元になる熱帯由来の暖かく湿った空気が流れ込むため、沿岸部を中心に雨が降るでしょう。ザっと雨の降り方が強まることもありそうです。最新の台風情報にご注意ください。

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