お盆明け以降は大雨の恐れ 土砂災害などに警戒 次の週末も局地的に雨や雷雨

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あす16日にかけて北陸から北海道を中心に、17日から18日にかけて山陰から北陸を中心に大雨の恐れがあります。次の週末は九州から北海道では、あちらこちらで雨や雷雨があるでしょう。

向こう一週間 天気の傾向 大雨の恐れも

今月8日頃から、北陸や東北を中心に、前線や湿った空気の影響で、度々大雨になっています。

向こう一週間も、同じような場所で雨が降るタイミングがあり、雨の降り方に警戒、注意が必要です。
あす16日にかけて、北陸や東北、北海道を中心に雨が降り、雷を伴って激しい雨や非常に激しい雨が降る所があるでしょう。再び大雨になる恐れがあります。

お盆明けの17日から18日は、北日本に大雨を降らせていた前線が南下する影響で山陰から北陸を中心に発達した雨雲がかかり、大雨の恐れがあります。

19日は、向こう一週間の中では、比較的天気は安定するでしょう。九州から北海道は、にわか雨の可能性がありますが、強い日差しが照り付けることがある見込みです。

次の週末、20日から21日は、九州から北海道のあちらこちらで雨が降り、雨雲は発達しやすいでしょう。雷雲まで発達し、短い時間で降水量が多くなる可能性もあります。

これまでの大雨ですでに地盤が緩んでいる地域も

これまでの大雨で、北陸や東北北部を中心に、土砂災害の危険度が高い所があります。

すでに地盤が緩んでいる地域で、再び大雨の恐れがあります。
あす16日にかけて北陸から北海道を中心とした大雨、17日から18日にかけて山陰から北陸を中心とした大雨により、さらに土砂災害の危険が高まる地域があるでしょう。土砂災害に警戒、注意が必要です。

あす16日にかけて北陸~北海道 大雨の恐れ 雨のピークは今夜~あす昼頃

あす16日にかけて、前線を伴った低気圧が北海道付近を通過するでしょう。
北陸から北海道の雨のピークは、15日夜からあす16日昼頃です。東北北部や北海道を中心に発達した雨雲がかかるでしょう。雷が鳴り、激しい雨が降ることがある見込みです。非常に激しい雨が降る所もあり、大雨の恐れがあります。
大雨により、夜中に災害の危険が高まり、避難が難しくなる可能性もあります。2階以上の部屋など、安全な場所で過ごしてください。

雨のピークが過ぎても16日いっぱい、雨が降りやすい状態が続く見込みです。災害は雨の降り方が弱まってから発生することもありますので、危険な場所には近づかないでください。

17日~18日 山陰~北陸付近を中心に発達した雨雲 大雨の恐れ

17日から18日は、前線が山陰から北陸付近に停滞するでしょう。前線に向かって西から暖かく湿った空気が流れ込みます。
山陰から北陸付近を中心に発達した雨雲がかかり、大雨の恐れがあります。土砂災害などに警戒、注意が必要です。

関東など太平洋側の地域でも、18日を中心に、雨が降ることがあるでしょう。

20日から21日にかけて、本州付近を気圧の谷が通過する見込みです。九州から北海道は、強い日差しが照り付けることがありますが、雨雲が発生しやすいでしょう。局地的に雨が降り、雨雲は雷雲まで発達することもある見込みです。短い時間で降水量が多くなり、道路が川のようになることもあるでしょう。
今後も、最新の気象情報をご確認ください。

大雨の備え

雨が予想される場合、災害による被害を少しでも小さくしたいものです。そのために、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。

①避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
②非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

持ち物は最小限にして、リュックなどに入れ、両手が使えるようにして、避難してください。もし、忘れ物をしても、家へ戻るのは危険ですので、絶対に止めましょう。

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