局地的に激しい雨 東北北部でだけでなく 長崎県にも土砂災害警戒情報

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けさ(12日)にかけて、局地的に激しい雨が降りました。記録的な大雨になっている青森県や秋田県に加えて、長崎県壱岐市にも土砂災害警戒情報が発表されています。

青森県・秋田県・長崎県 土砂災害警戒情報

今朝(12日)にかけては、前線や暖かく湿った空気の影響で、北海道や東北北部を中心に次々と発達した雨雲がかかり、1時間に30ミリ以上の激しい雨が降った所がありました。

1時間降水量は、青森県今別町で37.0ミリ(午前4時53分まで)、北海道釧路地方の白糠町で35.5ミリ(午前1時22分まで)などとなっています。道路がアッという間に川のようになるほどの降り方です。また北日本だけでなく、長崎県壱岐市では1時間に38.5ミリ(午前2時34分まで)の激しい雨が降りました。レーダーの解析では、午前8時までの1時間に壱岐市付近で約50ミリの非常に激しい雨が降ったとみられます。

午前8時現在、青森県と秋田県、長崎県に土砂災害警戒情報が発表されている所があります。土砂災害の危険度が高まっている所があるため、安全な場所に移動してください。

東北 13日にかけても警戒を

北海道は雨が弱まっても、きょう12日の昼前にかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要です。また長崎県をはじめとした九州北部では、昼頃までは発達した雨雲が流れ込み、局地的に大雨となるおそれがあります。

東北は、あす13日にかけても、北部を中心に雷を伴った非常に激しい雨が降る所があるでしょう。総雨量が多くなり、記録的な大雨の範囲が広がる可能性もあります。最新の情報を確認してください。

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