警戒レベル4(相当)発表中の青森・秋田両県 お休み前にいま一度確認を!

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記録的な大雨になっていて、今なお雨が降り続く青森・秋田の両県は再び雨のピークを迎えます。お住いの地域に発表されている避難情報や気象情報、現在の状況を把握してからお休みください。

発表中の情報(9日21時現在)

前線の影響で雨が降り続く東北北部の日本海側では記録的な大雨になっています。青森県深浦町や鯵ヶ沢村では、この24時間に降った雨の量が観測史上1位を記録し、深浦町で283.5ミリ、鯵ヶ沢村で197.0ミリとなっています(9日21時まで)。9日21時30分現在、青森県の青森市や弘前市など15市町村と秋田県の大館市、藤里町、八峰町に警戒レベル4相当の土砂災害警戒情報が、青森県の一級河川、岩木川の幡龍橋水位観測所(北津軽郡板柳町)では、当分の間、「氾濫危険水位」付近の水位が続くとみられ、警戒レベル4相当の氾濫危険情報が発表されています。

今後の雨の見通し

今夜9日(水)からあす10日(木)朝にかけて、東北北部では断続的に雨が強まる見込みで、災害の危険度が高まる恐れがあります。東北や北陸を中心に、11日(木)にかけて雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。10日(水)午後6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で東北日本海側北部で200ミリ、東北日本海側南部で120ミリ、北陸地方で100ミリ。その後、11日(木)午後6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で東北地方 100から150ミリ、北陸地方で50から100ミリ の見込みです。2日(金)以降も雨が降り続き、東北日本海側を中心に雨量が更に増える恐れがあり、今後、更に広い範囲で記録的な大雨となる可能性があります。

大雨の備え

雨が予想される場合、災害による被害を少しでも小さくしたいものです。そのために、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。

①避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
②非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

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