あす7日(立秋)暦は秋でも暑さ衰えず 16府県に熱中症警戒アラート 暑さ対策を!

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あす7日も西日本や北陸では気温が上昇し、所々で猛暑日になる見込み。16の府県に熱中症警戒アラート。立秋で暦では秋を迎えるが、まだまだ暑さには警戒が必要。

7日(日) 16府県に熱中症警戒アラート

あす8月7日は、二十四節気の立秋(りっしゅう)、暦の上では秋を迎えますが、西日本を中心に暑さが衰えません。
熱中症警戒アラートが鹿児島県(奄美を除く)、宮崎県、熊本県、佐賀県、長崎県、大分県、山口県、高知県、愛媛県、徳島県、鳥取県、島根県、和歌山県、兵庫県、大阪府、新潟県に出ています。

熱中症警戒アラートとは

熱中症警戒アラートは、熱中症を予防することを目的に、環境省と気象庁が共同で発表して、暑さへの「気づき」を呼びかけるための情報です。

熱中症警戒アラートを発表する基準は「暑さ指数(WBGT)」です。暑さ指数は「気温」「湿度」「輻射熱(地面や建物・体から出る熱で、温度が高い物からはたくさん出ます)」を取り入れた、暑さの厳しさを表す指標です。

この暑さ指数が、都内や県内のどこかの地点で「33」を超えると予想された場合、都や県単位で、熱中症警戒アラートが発表されます。熱中症警戒アラートが発表された所では、日頃から実施している熱中症対策を、普段以上に徹底することを心掛けてください。

熱中症警戒アラート発表時 取るべき行動は

熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にかからないよう、積極的に取るべき行動が4つあります。

①身の回りの気温や湿度、暑さの指数を確認しましょう、tenki.jp「熱中症情報」でも確認できます。室内でも気温や湿度をチェックし、適度にエアコンを使って、涼しくしてください。
②特に熱中症になりやすいのは、高齢者や子ども、障がい者の方々です。そんな方々には、3密(密集、密接、密閉)を避けながら、周囲の方からも「こまめに水分補給をして」「なるべく涼しくして」「体調に変化は?」など、積極的な声がけを行ってください。
③エアコンなどが設置されていない屋内、及び、屋外での運動や活動は、中止や延期などを検討しましょう。また、不要・不急の外出は、できるだけ避けてください。
④熱中症予防のポイントは3つ。「暑さを避ける」「屋外で人との十分な距離(2メートル以上)が保てる場合は、マスクを外す」「こまめに水分補給をする」です。これらの「熱中症予防行動」を、普段以上に実践してください。

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