ワイシャツ着用時の汗対策5選!着用後のお手入れ方法も解説

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ビジネスマンは季節を問わずスーツの下にワイシャツを着用しなければならないため、夏場は汗に悩まされがちです。ワイシャツ姿で汗をかくとシミや臭いなどさまざまな問題が発生しますので、事前に汗対策をしっかり行いましょう。
今回は、ワイシャツ着用時の汗の悩みや対策方法、お手入れのポイントについて解説します。


ワイシャツの汗の悩み

ワイシャツ着用時に起こりやすい悩みは大きく分けて3つあります。

■1. 汗ジミ
ワイシャツ着用時に汗をかくと、生地が濡れて汗ジミが目立つようになります。特に脇の部分は体の中でも汗をかきやすい部分で、かつ腕をおろした状態だと通気性が悪くなるため、汗ジミが悪目立ちしやすい傾向にあります。
なお、カラーシャツは白いワイシャツよりも汗ジミが濃くなりやすいので要注意です。

■2. 黄ばみ・黒ずみ
汗はもともと無色ですが、汗ジミをそのまま放置していると、汗に含まれるたんぱく質や脂質が空気に触れて酸化し、だんだん黄ばみを帯びてきます。一度黄ばんでしまうとなかなか汚れは落ちにくく、さらに汚れた部分にホコリやゴミなどが付着すると、だんだんシャツが黒ずんできます。
特に白いワイシャツは黄ばみ・黒ずみともに目立ちやすく、周囲に「不潔」と思われてしまう可能性があります。

■3. ニオイ
汗は本来無臭ですが、垢や皮脂と混ざり合った汚れを皮膚の常在菌が分解すると、いわゆる汗臭を発するようになります。ツンとした刺激臭は汗をかくほどきつくなるため、知らない間に周囲の人を不快にさせてしまうおそれがあります。


ワイシャツの汗対策5選

ワイシャツの汗ジミや黄ばみ、ニオイなどを防ぐために、事前に実施したい汗対策を5つご紹介します。

■1. 汗が目立ちにくいワイシャツを選ぶ
汗ジミや黄ばみはワイシャツの色によって目立ち度に差が出ます。ビジネスなら白のワイシャツ、それ以外なら黒や紺、柄物を選ぶと、汗をかいてもシミが目立ちにくくなります。逆に、グレーやカーキなどは汗ジミがくっきり浮き上がりやすいので、夏場は避けた方が無難です。

■2. 制汗剤を使用する
汗をかきやすい脇や背中などに制汗剤を使用すれば、発汗をある程度抑えることができます。制汗剤にはスプレータイプやロールオンタイプ、ローションタイプなど複数の種類がありますが、効果を長持ちさせたいのならロールオンタイプがおすすめです。

■3. 吸水速乾インナーを着用する
ワイシャツの下に着用するインナーを吸水速乾タイプのものにすると、ワイシャツがシミになる前に、インナーがすばやく汗を吸い取ってくれます。吸水速乾インナーなら、汗を吸ってもすぐにさらっと乾くので、汗ジミやベタつきを予防できます。

■4. 抗菌・防臭機能付きのワイシャツを選ぶ
最近は、抗菌・防臭機能がついているものワイシャツが数多く販売されています。普通のワイシャツよりも雑菌の繁殖やニオイを抑えられる作りになっているため、黄ばみや黒ずみ、汗臭の予防に役立ちます。

■5. 脇汗パッド・シートを利用する
最も汗をかきやすい脇の部分に、専用のパッドやシートを当てる対策法です。汗をかいてもパッドまたはシートが吸い取ってくれるので、ワイシャツに影響が出にくく、汗ジミ・黄ばみ・黒ずみを防ぐことが可能です。
パッドとシート、どちらを選ぶかは好みにもよりますが、洗濯して繰り返し使用したいのなら脇汗パッドを、手軽に使用したいのなら脇汗シートを選ぶのがおすすめです。


汗をかいたワイシャツのお手入れ方法

汗をかいたワイシャツをお手入れする際は、以下のポイント・注意点を押さえておきましょう。

■1. 濡れたまま洗濯かごに入れない
汗に濡れたワイシャツをそのまま洗濯かごに入れると、雑菌が繁殖して黄ばみや黒ずみの原因となります。汗をかいたワイシャツはそのまま洗濯かごに入れず、衣類用の抗菌・除菌スプレーを吹きかけ、乾かしてから洗濯かごに入れるようにしましょう。

■2. 早めに洗濯する
汗をかいたワイシャツは、なるべく早めに洗濯するに越したことはありません。日数が経過するほど雑菌が繁殖するリスクが高くなりますので、なるべく早めに洗濯するよう心がけましょう。

■3. 重曹や酸素系漂白剤を使用する
汗臭や黄ばみが気になるワイシャツは、消臭力に長けた重曹や、色落ちしにくい酸素系漂白剤を使用して洗濯しましょう。頑固な汗臭や汚れが気になる場合は、ぬるま湯を張ったバケツや洗面器などに重曹または酸素系漂白剤を投与し、よく混ぜてからワイシャツをつけ置きします。


夏場にワイシャツを着るときは汗対策をしっかり行おう

気温が高くなりやすい夏場にワイシャツを着用すると、汗ジミやニオイ、黄ばみ、黒ずみなどに悩まされることがあります。放置すると見た目・ニオイともに悪くなってしまいますので、事前に制汗剤を使用する、吸水速乾インナーを着用する、汗ジミの目立たないシャツを着用するなどの対策を行うことが大切です。

汗対策が必要かどうか悩むときは、天気予報専門メディア「tenki.jp」の服装指数をチェックしましょう。その日の天気や予想気温に応じて最適な服装を提案してくれるので、汗対策が必要かどうか手軽に確認できます。毎日のお出かけ前にぜひご利用ください。

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