蒸し暑さ続く 新潟県や福岡県などに「熱中症警戒アラート」 とるべき行動は

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きょう6日(水)も最高気温は平年より高い所が多いでしょう。湿度も高く、蒸し暑くなりそうです。三重県、新潟県、香川県、福岡県、奄美地方に「熱中症警戒アラート」が発表されています。熱中症に警戒してください。

平年を上回る暑さ

きょう6日も最高気温は平年より高い所が多いでしょう。

沖縄や九州から東海、北陸は33℃前後まで上がる所が多くなりそうです。湿度も高く、蒸し暑いでしょう。こまめな水分補給を心がけ、室内では適切に冷房を使ってください。関東は28℃から32℃くらいで平年並みの所が多いでしょう。東北や北海道でも内陸部や日本海側を中心に30℃以上の所がありそうです。

特に三重県、新潟県、香川県、福岡県、奄美地方に「熱中症警戒アラート」が発表されています。熱中症に警戒してください。

熱中症警戒アラートとは

熱中症警戒アラートは、熱中症を予防することを目的に、環境省と気象庁が共同で発表して、暑さへの「気づき」を呼びかけるための情報です。

熱中症警戒アラートを発表する基準は「暑さ指数(WBGT)」です。暑さ指数は「気温」「湿度」「輻射熱(地面や建物・体から出る熱で、温度が高い物からはたくさん出ます)」を取り入れた、暑さの厳しさを表す指標です。

この暑さ指数が、全国を58に分けた府県予報区等のどこかの地点で、「33」以上と予想した場合、熱中症警戒アラートが発表されます。熱中症警戒アラートが発表された所では、日頃から実施している熱中症対策を、普段以上に徹底することを心がけてください。

熱中症警戒アラート発表時 とるべき行動は

熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にかからないよう、積極的にとるべき行動が5つあります。

①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。
②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、外での運動は、原則、中止や延期をしましょう。
③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。屋外で、人と十分な距離を確保できる場合は、適宜マスクをはずしましょう。
④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。
⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。

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