音色は奏でるけど食べられません 白桃やマスカットにそっくりのオカリナ クオリティーの高さが話題に

山陽新聞社 山陽新聞社

 オカリナ演奏家の軽部りつこさん=岡山市北区=が制作したユニークな形のオカリナに注目―。七夕の7日に同市内で開かれるイベントに自ら出演し「星の笛」を初披露するほか、13日からは県産の白桃と本物そっくりの「もも笛」の詰め合わせが百貨店で発売される。

 プロ奏者として活動を続けている軽部さんは、果物王国・岡山のPRにつなげようと2020年にもも笛を作り、童謡「桃太郎」を県内各地のイベントで演奏してきた。反響が大きかったことから、21年にはマスカットやミカンなどのフルーツ笛を手掛けた。

 今年に入り「子どもたちに昔ながらの日本の歌に親しんでもらいたい」と、四季折々の童謡にまつわるオカリナの制作を開始。5月には「こいのぼり笛」を作った。

 第2弾となる星の笛は大きさ約8センチ。五つの角があるシンプルなデザインで、真っ黄色に塗っている。他のユニーク笛と同じく指穴は五つで、音階はほぼ1オクターブ。

 奏でるイベントは、一斉消灯で節電を呼び掛ける「七夕ライトダウン」(岡山市など主催)。同市北区柳町の山陽新聞社さん太広場であり、軽部さんは午後6時45分から30分程度出演する。アレンジを加えた童謡「たなばたさま」や、NHKの連続テレビ小説の主題歌で曲名が実在の星にちなむ「アルデバラン」など6、7曲を演奏する予定。観覧無料。

 もも笛と白桃の販売は、岡山高島屋(同本町)が軽部さんに提案して実現した。同店地下2階特設会場で行う。もも笛は30個用意し組み合わせは自由。単品の購入もできる。白桃の種類が未定のため、価格は3300円のもも笛と、桃の時価を合わせた額になる。売り切れ次第終了。13日には軽部さんが来店し、午前11時と午後1時半から演奏方法を教える。

 軽部さんは「オカリナは初心者でも簡単に音が出せる。聴いて癒やされて、興味のある人は実際に手に取ってみてほしい」と話している。

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