人気駅弁「ひっぱりだこ飯」が、おにぎりに!? 「あの容器は持ち運べないけれど食べたい」人向けに開発

金井 かおる 金井 かおる

 1903(明治36)年創業の神戸の老舗駅弁メーカー淡路屋(本社、神戸市東灘区)は6月22日、同社の名物駅弁3種「ひっぱりだこ飯」「きつねの鶏めし」「神戸名物すきやき弁当」をモチーフにしたおにぎりシリーズ「駅弁おにぎり」を発売します。

3種食べ比べや駅弁の試食がわりにも

 おにぎりの元となったロングセラー駅弁「ひっぱりだこ飯」は年間50万個を売り上げる同社の看板駅弁。タコつぼを模した陶器製の器も人気で、空き容器をコレクションしたり、再利用したりする人が多いことでも知られています。今回のおにぎりの容器は三角形のプラ製。旅行や出張などの新幹線移動で「ひっぱりだこ飯の陶器製容器は持ち運べないけれど、あの味だけは食べたい」という人にも重宝されそうです。

 「ひっぱりだこ飯のおにぎり」(240円)は、真ダコの旨煮と錦糸玉子を混ぜた醤油めしのおにぎり。他にも、甘辛く炊いた牛肉をすきやきご飯に載せた「神戸名物すきやき弁当のおにぎり」(200 円)と、かやく御飯の中に、鶏照焼きとお揚げが入った「きつねの鶏めしのおにぎり」(180円)も同時発売。いずれも地元の兵庫のりを使用しています。

 同社副社長の柳本雄基さんは「それぞれの駅弁のメイン具材を使用した、ええとこどりのおにぎりです。容器もプラ製なので気軽に持ち運べます」とし、3種の食べ比べや駅弁の試食がわりにも、とアピールします。

 販売場所は、淡路屋各店(新神戸駅、神戸駅、西明石駅、三ノ宮駅駅弁市場、垂水駅店、西神中央店、神戸大丸店、芦屋大丸店、神戸阪急店、大阪高島屋店、阪神梅田店、高槻阪急店、川西阪急店、宝塚阪急店、西宮阪急店、千里阪急店、鶴橋店)。

 ※価格はすべて税込み

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