「いいこと」言うより「余計なこと」を言わない 職場で信頼を得るための心得が深い

中将 タカノリ 中将 タカノリ

職場内で信頼を得るための心得がSNS上で大きな注目を集めている。自身の経験から以下のような投稿したのはゆりかさん(@yurika10311)。

「職場の人間関係で悩んだ経験から、『いいこと』言うより『余計なこと』を言わないほうが信頼される」

続けて「職場の上司から嫌味のような言葉をよく言われて何度もメンタルが壊れました。『いいこと』を言われても『余計な一言』の方がずっと心に残ります」というゆりかさん。SNSユーザー達からは

「『余計なこと』を言って誤解を生むケースを見るたび、必要以上に関わらないよう気をつけています。組織では、相手が聞くこと以上に『余計なこと』を言わない。時間の浪費にもなるので、言葉を選ぶようにしています。」
「派遣先の社員さんがそんな感じですね…。僕も今まではそんな感じで接してきたように思います。次の道に進むと決めてからは必要最低限ぐらいしか言わないようにしてます🙇‍♂️」
「余計なこという人いますよね!言わんで良くない?ってよく思います笑🤣」

など数々の共感のコメントが寄せられている。

ゆりかさんにお話をうかがってみた。

ーー今回のご投稿の背景をお聞かせください。

ゆりかさん:私は歯科クリニックで受付をしているんですが、職場に毒舌な上司がいるんです。

私は中学の時から聴力が悪く年齢と共に難聴が徐々に進行し、40代になった今では補聴器をつけて勤務しています。しかし補聴器をつけたからと言って全部聴こえる訳ではないので、患者さまの声のトーンだったり声の大きさによって聞き返すこともあります。

そんな状況で8年。多くの人の協力があって現在まで勤務できていることには感謝の気持ちでいっぱいなのですが、一部の上司が難聴と知りながらも「今、聞こえてなかったの」「(私の)声が大きくなると、あの人ビックリしてたわよ」などと容赦なく余計なことを言ってきて、何度も心が折れそうになりました。

そんなこともあり、この上司への信頼は全く無くなっている経緯です。

ーーその上司はどんな方なのでしょうか?

ゆりか:上司はただ普通に思ったことを口に出すタイプで、特別に悪気はないのだと感じています。しかし上司だから何でも言って許される訳ではなく、傷付く人がいるということを知って欲しいと思いました。

普通に耳の良い方に言うのであれば全く問題ない話ですが、難聴で一度仕事を辞めると伝えた人間に対しそんな余計なことを口に出さなくてもといいと思うのです。ですが上司は悪いという自覚がなく、何度も同じことを繰り返します。言わるこちら側は辛い気持ちなったり、イライラしたりへこんだりします。正直なところ、社内では同じく感じている方だって他にもいると思っています。

これを言うか言わないか、いいこと言うより余計なことを言わないほうがとっても大切なのではないと感じました。

ーーこれまでのコメントや反響へのご感想をお聞かせください。

ゆりか:ツイートをしてから「ほんまこれ」「わかる」「間違いない」との共感の声が多かったです。職場やプライベートにおいて、余計なことを言われて少なからず嫌な気持ちになった経験を持つ多くの方に響いたのだと感じています。

社会に出てからこのことに気付いたという声も多かったです。「口は災いの元」と言います。職場という環境だからこそ、いいことを言うより余計なことを言わない配慮は必要だと再確認できました。

   ◇   ◇

ただでさえわずらわしさに満ちた人間社会のこと、少しでも多くの人に「口は災いの元」を心掛けていただきたいものだ。

なお今回の話題を提供してくれたゆりかさんは自身が職場の人間関係で悩んだ経験から、日々Twitterで人生を楽しむコツを発信。また人間関係や勤務先の呪縛から自由でありたいという思いから、ブログやメルマガで個人収入を得るスキルについても発信している。ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。

   ◇   ◇

【ゆりかさん関連情報】
▽Twitterアカウント
https://twitter.com/yurika10311
▽ブログ
https://yurika-happy.com/
▽メルマガ
https://yurika-happy.com/merumaga

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース