「ここ1週間の地震回数」 14日朝は石川県で最大震度3を観測 日頃から備えを

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きょう14日朝は、石川県で最大震度3を観測する地震がありました。ここ1週間(2022年5月7日12時00分~2022年5月14日12時00分)、震度1以上の地震の観測回数は33回で、そのうち震度3以上の地震は3回となっています。

1週間の地震回数

一番上の図は、日本全体で、7日間に震度1以上を観測した地震の震央を、地図上に示したものです。ここ1週間(2022年5月7日12時00分~2022年5月14日12時00分)、震度1以上の地震の観測回数は33回でした。

震度3以上の地震は?

ここ1週間で、「震度3以上」の地震は3回観測しました。

8日9時29分頃には、茨城県北部を震源地とする地震が発生し、茨城県水戸市や日立市、笠間市、城里町で、震度3を観測しました。

9日15時23分頃には、与那国島近海を震源地とする地震が発生し、沖縄県与那国町で震度3を観測しました。

14日8時8分頃には、石川県能登地方を震源地とする地震が発生し、石川県珠洲市で震度3を観測しました。

また、震度3以上の地域別観測回数(2月3日~5月14日)を見ますと、福島県浜通りで16回、福島県中通りで15回、次いで石川県能登で12回となっています。

万が一に備えて

もし、緊急地震速報が発表されたら、以下のことを心がけましょう。

①扉を開けて、机の下に隠れてください。
②屋外の場合は、ブロック塀や看板から隠れ、頭を守ってください。
③エレベーターの中にいる場合は、全てのフロアのボタンを押してください。

また、いつ発生するかわからない地震に備えて、日頃から身の周りの安全を確保するようにしておきましょう。

①家具の転倒を防ぐ対策をしましょう。特に、寝室の安全はしっかり確保してください。普段寝ている場所に寝転がり、家具が倒れてきたり、ものが落ちてきたりしないか確かめておきましょう。

②ハザードマップを確認して、土砂災害や液状化現象の危険性の高い場所を確認しておきましょう。国土交通省や各自治体のホームページなど、インターネットからハザードマップを入手することが可能です。ハザードマップは随時更新されますので、定期的に確認するようにしましょう。地盤によって揺れる大きさが変わります。「地震のゆれやすさ全国マップ」を確認して、心づもりをしておきましょう。

③万が一に備えた非常用グッズをリュックにまとめておきましょう。非常用グッズの使用期限や消費期限は定期的に確認しましょう。避難時に必要なものは、日頃からリスト化しておくと便利です。地震による停電や通信回線が集中してもいち早く正しい情報を入手できるようにしておくことが大切です。情報をいつでも入手できるように、電池式のラジオを用意しておきましょう。緊急警報放送に対応しているラジオは、緊急時に自動的に電源が入るようになっています。

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