親から「勉強しなさい」といわれた東大現役合格者はわずか「16.7%」、約9割が「両親はよく話を聞いてくれた」

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大学受験の結果が出そろい、新しい生活がスタートした学生のみなさんも多いのではないでしょうか。東進ハイスクール・東進衛星予備校が発表した「2022年東大現役合格者アンケート」によると、両親から「勉強しなさい」と言われた東大合格者は16.7%でした。また、約9割が「両親は自分の話によく耳を傾けてくれた」と回答したそうです。

2022年東京大学に現役合格し、東進東大現役合格祝勝会に参加した生徒を対象に、インターネット上で実施された調査で、有効回答数384件でした。

はじめに、「両親から『勉強しなさい』とよくいわれましたか」と聞いたところ、「いわれた」と回答した東大合格者は16.7%でした。この結果は毎年ほぼ同じだそうですが、2020年以降は減少傾向にあり、大多数は、自発的に勉強に取り組んでいたことが伺えたそうです。

次に、「両親は自分の話によく耳を傾けてくれましたか」と聞いたところ、86.0%の東大現役合格者が「はい」と回答しました。

同校は、「話をよく聞いてあげることで、子どもはよく話すようになり、表現力や語彙力が高まることにつながります。東大現役合格者は幼少期から、両親とのコミュニケーションを通じて、信頼関係を築いていたということもうかがえます」と説明しています。

最後に、「自宅での読書習慣について」聞いたところ、88.7%が「欲しい本は買ってくれた」と回答しました。また、73.3%が「自宅に百科事典や図鑑があった」と回答、69.9%が「本の読み聞かせをしてくれた」と回答したそうです。

同校は、「欲しい本は買ってくれたことで、自分の興味のある分野の本を多く読んでいたことがうかがえます。また、自宅に百科事典や図鑑があることは、知的好奇心を刺激する環境で育ったといえます。本の読み聞かせは、子どもが本を好きになる大きなきっかけになり、読書好きになる環境があったといえるでしょう」と説明しています。

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