医師に聞いた「危険な頭痛」と「そうでない頭痛」 改めて知っておきたいその原因、緊張型とくも膜下出血の違い

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 頭痛は、実際に脳が痛みを感じているのでしょうか? 日常的に起こる頭痛の発生原因や注意すべき頭痛の特徴など、意外と知られていない頭痛について、吉田病院付属脳血管研究所(神戸市兵庫区)の吉田泰久院長に詳しく聞きました。

――頭痛とは、本当に脳が痛いんですか?

実は、脳腫瘍の手術の際、患者さんと会話をしながら施術を行うこともあるくらい、脳は痛みを感じないんです。頭痛というのは、多くの場合、脳の周りにある筋肉や膜、血管が痛みを感じている状態を指します。

――気にしなくてもいい頭痛とは、どんな頭痛なんでしょうか?

首の筋肉が凝っていることで起こる頭痛や、ストレスなどによって引き起こされる緊張型頭痛は、危険性はあまりないため気にしなくても大丈夫です。緊張型頭痛は最も多い頭痛タイプといわれており、ストレスによって凝った首のあたりの筋肉が、噛むための筋肉と連動することで、頭全体をぐるっと締めつけられるような痛みを感じます。

――では、良くない頭痛とは、どんな頭痛なのですか?

代表的なものは、くも膜下出血による頭痛です。特徴としては、今までに経験したことのないような激しい頭痛が予兆もなく突然起こり、場合によっては吐き気を感じたり、意識を失ったりしてしまうこともあります。こういった痛みを感じた場合は、すぐに救急車を呼んでいただきたいですね。

◆吉田泰久 社会医療法人榮昌会 吉田病院 / 理事長兼院長 /
1952年12月の開設以来70年近くにわたり、神戸市の救急医療のなかでも脳卒中患者の診療を主に担い、急性期から回復期、在宅まで一貫した脳卒中治療を提供している。
診療科は、脳神経外科、脳神経内科、内科、循環器内科、リハビリテーション科

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