柴犬「ヒャッホーイ!」→飼い主「普通に走ってくれ…」散歩が楽し過ぎる柴犬につきあう飼い主に励ましの声「この瞬間を撮影できたのがすごい!」

はやかわ かな はやかわ かな

「普通に走ってくれ… 」とつぶやき、4枚の写真をツイッターに投稿した、柴犬ガクちゃんさん(@arygaku)。そこに写っていたのは、自らリードをくわえ、飼い主さんをチラ見しながらハイテンションな笑顔で爆走する柴犬の姿!

「散歩が楽しくて普通に走るのはムッリでーす。ヒャッホーイ!!」「この瞬間を撮影出来た飼い主さんすごいです!」と、爆笑と感嘆のリプライが殺到したハイテンション過ぎる柴犬のダッシュ散歩について、飼い主さんに聞きました。

朝の散歩は毎朝4時半起床!

自らリードをくわえ、楽しそうに爆走していたのは、もうすぐ2歳半になる小柄な柴犬の男の子、ガクくん。お散歩が大好きなガクくんのために、飼い主さんは毎朝4時半(!)に起床して朝のお散歩をされているそうです。そんなお散歩大好きな柴犬、ガクくんのハイテンションなお散歩姿について、飼い主さんにお話を伺いました。

まさかこんな顔で走っていたとは…

ーーガクくんはやはりお散歩が大好きなのでしょうか?

「はい。大雨でもひるむことなく、カッパを着て散歩を楽しみます。大好きな散歩の終盤、家が近くなるとまだ帰りたくなくて、だら~っと歩くことが多いんです。そのため、周囲の安全をしっかりと確認した上で、『ダッシュ!』と帰宅を促す声を掛けて一緒に走る、というのが習慣のようになっています。早朝4時半起床で散歩をしているので、並走する飼い主は疲れますが…(笑)。ダッシュの途中で自らリードをくわえ、くわえたリードを振り回すようにして走るのですが、写真を撮ってみたところ、まさかこんな顔をして走っていたとは…(笑)」

ーー飼い主さんとの「ダッシュ!」が楽し過ぎたのですね。

「基本的に散歩中はずっと楽しいんだと思います。早朝4時半に起きて(苦笑)、飼い主の散歩の準備が終わると、嬉しさのあまり室内を走り回っています。ごはんのときもそうですが、お散歩中に仲良しのワンちゃんを見つけたときや、たくさんなでてくれるご近所さんに会ったときには、嬉しくてはしゃいで、クルクル回っています。

テンションが上がってリードをグイグイ引っぱることもありますが、交差点などではこちらをチラッと見て、自分の行きたい方向をアピールしたり、前から歩いてくる人がいれば、『あの人は遊んでくれるかな?』と飼い主に聞くようにこちらを見てお座りしたりします」

ーー散歩の基本「飼い主さんとのアイコンタクト」がきちんとできているのですね。愛犬の命に関わる「散歩中の拾い食いを防ぐトレーニング」も徹底されたのだとか。

「ガクには小石を噛んだり飲み込むクセがありました。必ず排泄出来れば良いのですが、命に関わることなので本当に心配でした…。いろんな防止策を試したのですが効果は薄く、獣医さんと相談のうえ、いったん物理的に飲み込めない状態にするため、『口輪』をつけてトレーニングしてみることにしました。

暑い時期を避け、散歩の途中でいったん外して給水やオヤツタイムを設けるなど、工夫をしながらのトレーニングでしたが、ツイッターも含めて、『かわいそうに…』といった否定的な意見もありました…。でも私たち家族としては、ガクの命と健康を守ることが最優先でしたので、ガクと一緒にがんばって続けたところ、落ちているものへの興味がだんだんと薄れていき、今回の写真のように、お互いに散歩が楽しめるようになりました」

しつけは「のびのびとバランスよく」

ガクくんのしつけは、「のびのびとバランスよく」がテーマなのだそうです。

「以前の散歩では、ガクを監視するためつねに目を光らせ、何かをくわえたら注意し、その注意の声が日に日に強まっていた気がします…。拾い食いがなくなった今では、ガクは飼い主から注意されることなく、純粋に散歩を楽しめるようになったと思います。飼い主もハラハラしたりイラ立つことがなくなり、ガクをたくさん褒めながら散歩ができるようになりました。散歩もしつけも、まずはお互いの心身の健康や安全を守ることが第一かな、と思っています」(ガクちゃんの飼い主さん)

お散歩中のダッシュが楽し過ぎてハイテンションになっていた柴犬、ガクくん。それはコツコツ地道にトレーニングを重ねた結果、心からお散歩が楽しめるようになった柴犬と飼い主さんの幸せな姿、なのでした。

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