子ども「オオカミだ!」→ハスキー犬「あ、ゴメン…」細いポールに隠れてぎゅっと目をつぶる犬さんがいじらし過ぎる

はやかわ かな はやかわ かな

「あっちから子供が来てて、隠れてるつもりらしいです...写真が撮れるくらいこの状態で隠れてました…」とつぶやき、1枚の写真をツイッターに投稿したmisaさん(@mi_sa104_)。そこに写っていたのは、道端の細いポールに頭を押し付け、身を隠すような格好でぎゅっと目を閉じているハスキー犬の姿!

「見えてるよ」「隠れられてないけどね」と、突っ込みのリプライも寄せられたハスキー犬の丸見えのかくれんぼについて、飼い主さんに聞きました。

僕から見えなかったら相手にも見えてない…はず!

丸見えのかくれんぼをしていたのは、misaさんの愛犬、琥珀くん。1歳になるシベリアンハスキーの男の子です。

お散歩中だった琥珀くんはこのとき、前方から来た子供たちから、「オオカミだー!」と言われてしまったそうです。琥珀くんはすぐさま、「あの子たちは僕が怖いんだ…」と察し、目の前のポールに身を隠した(つもり)のだとか。

飼い主さんいわく、「本人は小さくなって『怖くないよ』って言ってるつもり」で、細いポールに頭を押し付け、「自分から見えなかったら相手にも見えてないはず…」と信じて、目をぎゅっとつむっていたそうです。

「怖いからじゃなくて、怖がられるから隠れるんですか?」「自分からトラブルを回避するなんて健気すぎます」と、琥珀くんの健気な優しさを称賛するリプライが殺到しました。

「大きい犬は本当に優しいんですよね」
「メンタル部分も『動物のお医者さん』のチョビそのまま…」
「『泣いた赤鬼』という絵本を思い出しました」
「怖いって言われたら悲しいのにね…」

「ハスキーの可愛らしさはこういうとこですよね」という声も寄せられた、全然隠れていなかったハスキー犬、琥珀くんの健気な気遣いについて、飼い主のmisaさんにお話を伺いました。

ーー琥珀くんはどんなタイミングでこの状態になったのですか?

「子供たちの姿が見えた時点では、ポールの向こうから覗いてる感じだったんです。そのときも姿は隠れてはいなかったんですけどね(笑)。その後、琥珀に気づいた子供たちの『オオカミだー!!』っていう声が聞こえてきて、モゾモゾ動いてるなぁと思ったら、この格好になっていました。目までつむって隠れてるので、『見えてるよ』とも言えず、笑いながら写真を撮りました」

ーー子供たちは、大きい犬=怖いと思ってしまっているんでしょうか…。

「琥珀を見ても大丈夫な子供さんからは、『おおきい!かっこいい!』と言っていただくんですが、やはり近所に大きい犬がいないので、怖がる子はサイズ感と顔で怖がってるんだと思います」

ーー琥珀くん自身も子供は苦手…?

「子供自体が好きとか嫌いとかっていう意識はあまりないのではないかな?と思います。『遊んでもらえるなら遊んで!!』くらいの感覚で、向こうから近づいて来ないときは自分から行こうとはしません」

ーー普段の琥珀くんはどんなワンちゃんですか?

「お散歩のときや、家族以外の人がいるときはキリッとした感じなのに、家ではいつも顔の緊張感がなく、そんなところも好きです。あと、娘のことが大好きで、お帰りなさいの舞も出ます!琥珀はあんまりイタズラをしないのですが、クッションや布団など、綿が入っているものは中身を出さないと気が済まないみたいです。なので、いつも家の中に雪が降ってます(笑)。お布団や綿に恨みでもあるのか?と思うくらいにです(笑)」

ーー琥珀くんはmisaさんにとってどんな存在ですか?

「琥珀がいたから、辛いことがあったときも暗くならずに生活できましたし、私を外に連れ出し、たくさんの方との出会いをくれた大切な存在です」

 ◇ ◇

撮影後、misaさんと琥珀くんは子供たちを避けながら、ポールの向こう側の広場へと進み、子供たちは反対側をソロソロと歩いて行ったそうです。

「琥珀は私の後ろで、子供たちの様子を覗き見していました(笑)」(misaさん)

見た目のかっこよさと大きさゆえ、怖がられてしまった琥珀くん。いつか琥珀くんの健気な優しさや、「自分は小さくなれる!」と信じている、そのお茶目な可愛らしさに気づいてもらえるといいですね。

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