関東は空気カラカラ 都心は今月初の湿度10パーセント台 強風で火事のリスク高まる

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関東の平野部は空気が乾いていて、14日金曜14時までの最小湿度は、東京都心で今月初めて10パーセント台まで下がりました。14日金曜14時現在、関東の広い範囲に「乾燥注意報」や「強風注意報」が発表されていますので、火の取り扱いに注意が必要です。

関東 広い範囲に「乾燥注意報」や「強風注意報」

14日金曜の関東は、北部の山沿いでは大雪になっていますが、一方、平野部では空気がカラカラに乾いています。
14時までの最小湿度は、千葉市で15パーセントと、9日ぶりに10パーセント台となりました。東京都心は19パーセントと、10パーセント台まで下がったのは、2021年12月27日の17パーセント以来、18日ぶりです。また、横浜市も湿度が19パーセントまで下がりました。このため、14時現在、関東の平野部では、広い範囲に「乾燥注意報」が発表されています。
また、空気が乾いているだけでなく、風も強まっています。
14時までの最大瞬間風速は、千葉県銚子市で22.0m/s(13時38分観測)、千葉市で19.4m/s(12時29分観測)、東京都心は18.7m/s(13時31分観測)でした。(最大瞬間風速の値は、速報値です。)そのため、14時現在、関東の広い範囲に「強風注意報」も発表されています。
空気が乾いて、風が強いため、火事の発生する危険度が高まっています。暖房器具など、火の取り扱いには十分お気をつけください。

空気の乾燥 来週も続く

関東では、この土日は、広く日差しが降り注ぎ、北部山沿いの天気もいったん回復するでしょう。来週も、平野部では晴れる日が多くなりそうです。火曜日頃と木曜日頃は平野部でも雪のちらつく所がありそうですが、雪が降ったとしても一時的で、空気をしっかり潤すほどではないでしょう。
空気の乾いた状態は、来週も続きそうです。火の取り扱いに注意するのはもちろん、お肌や喉のケアも心がけてください。

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