東海地方 今夜以降 雨や雷雨に注意 寒暖差が大きかった11月 12月スタートは?

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寒冷前線が通過するため、東海地方では、今夜からあす12月1日の朝にかけて、雨や雷雨に注意して下さい。あす1日は、強い冬型の気圧配置となり、12月のスタートは、風が冷たい一日となりそうです。

今夜以降 竜巻などの激しい突風や落雷、急な強い雨に注意

西から寒冷前線に伴う雨雲が近づいています。30日15時現在、東海地方は、曇り空の所がほとんどで、一部の地域では雨が降っています。
寒冷前線は、今夜からあす12月1日の朝にかけて、東海地方を通過する見込みです。
東海地方では、今夜は次第に広い範囲で雨となるでしょう。前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込むため、今夜からあす1日の朝にかけて、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。雷を伴って、1時間に30ミリ以上のバケツをひっくり返したような激しい雨の降る所があるでしょう。沿岸部では風も強まり、横殴りの雨となる所もありそうです。
今回の雨は5~6時間程度で、暗いうちに雨雲が去っていきますが、短い時間にザっと降る雨に注意が必要です。竜巻などの激しい突風や落雷、降ひょうにも注意して下さい。

12月は強い冬型の気圧配置でスタート

雨を降らせた前線が通過した後、あす1日は、日本付近は強い冬型の気圧配置となり、強い寒気が流れ込むでしょう。
東海地方は、朝から広く晴れますが、沿岸部を中心に風が強く吹き、海上では高波に注意して下さい。風が冷たく、気温以上に寒く感じられるため、風を通しにくい服装でお過ごし下さい。
また、岐阜県の飛騨北部では、雨が止んだ後は雪に注意が必要です。岐阜県の飛騨北部では、あす1日の朝頃から雪が降りやすく、積雪となる地域があるでしょう。強い冬型は一時的で次第に緩むため、2日の朝頃まで、雪に注意して下さい。

寒暖差が大きかった11月 12月は?

11月は、高気圧に覆われて、晴れた日が多くなりました。このため、日照時間は、きのう29日までで、すでに平年を上回っています。また、名古屋で1ミリ以上の雨を観測したのは、9日と22日の2日間でした。
平均気温は、きのう29日までで、名古屋で13.1度と、平年より0.5度高い程度で、ほぼ平年並となりました。しかし、日ごとの気温変化を見てみますと、平年を大きく上回った日もあれば、大きく下回った日もあり、寒暖差が大きい1か月となりました。
この先、5日(日)頃まで、寒気は強弱をつけながら流れ込みやすい状態が続くでしょう。広く晴れますが、日差しがあっても、最高気温は15度に届かない所が多くなりそうです。日中も寒さ対策をしっかりとしてお過ごし下さい。

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