関東 天気のポイント 月曜朝の東京は「今季初の最低気温5℃未満」 乾燥にも注意

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週末~来週前半の関東、ポイントは2つあります。1つは冷え込みが強まることで、29日月曜は、東京都心で今シーズン初めて、最低気温が5℃未満になる予想です。もう1つは、空気がカラカラに乾くことです。火の取り扱いに注意するとともに、お肌や喉の乾燥対策も心がけてください。

ポイント① 月曜朝 東京都心など 今季1番の冷え込みか

関東は、11月下旬になって、急に冷え込みが強まってきています。25日木曜の最低気温は、東京都心で6.0℃、宇都宮で2.4℃など、あちらこちらで今シーズン最も低くなりました。1.4℃まで下がった水戸では、平年より9日遅く、初氷を観測しました。
また、25日木曜は広く晴れたことで、空気がカラカラに乾きました。最小湿度は水戸では20%台まで下がり、東京都心では2日連続して30%台でした。
そして、この週末~来週前半、天気のポイントが2つあります。
1つは「朝の冷え込みが強まること」です。最低気温は徐々に下がっていく所が多く、29日月曜の最低気温は、東京都心では今シーズン初めて5℃を下回るでしょう。宇都宮は1℃、前橋は2℃まで下がり、氷が張るくらいになりそうです。
最低気温が観測される時間帯は、晴れる日なら6時~7時頃というケースが多くなります。ちょうど朝の通期・通学の時間帯にあたりますので、週明けの朝は、特に、服装選びが重要になりそうです。

気温と服装の目安 体感温度の決め手は?

寒がりの方や暑がりの方それぞれですが、この週末~来週前半は、これまでより暖かい服装が必要になるでしょう。
気温と服装の目安を見ますと、気温が10℃を下回ると冬コート、5℃を下回るとダウンコートが欲しいという方が多いようです。さらに、体感温度を決めるのは、風の冷たさです。風速が1メートル強まると、体感温度は1℃下がると言われています。特に27日土曜~28日日曜は、北風が強めに吹いて、風の冷たさも加わるでしょう。
冬の装いに加え、マフラーやストールなども、ご用意ください。

ポイント② 空気は乾いたまま

そして、ポイントのもう1つは「空気の乾燥が続くこと」です。
週末~来週前半の予報を見ますと、広い範囲で、晴マークが並んでいます。そのため、空気がカラカラに乾く状態が続くでしょう。
ただ、穏やかに晴れる日が続くわけではありません。27日土曜は天気が変わりやすく、平野部でもにわか雨の可能性があります。雨は降ったとしても弱い雨で、空気をしっかり潤すほどではありませんが、雨雲レーダーなどで確認してください。
次に関東の広い範囲で雨が降るのは、30日火曜~12月1日水曜頃になりそうです。

空気の乾燥 心掛けるべきことは?

空気が乾燥する場合、以下のようなことを心掛けましょう。
①火の取り扱いに特に気を付けなければいけませんが、思わぬ所から火事になるおそれがあるのが、電化製品のコードです。たこ足配線やコードを束ねて使用するのは避け、コードが家具の下敷きになったり、折れ曲がったりしないよう、注意が必要です。ホコリが溜まらないよう、プラグやコンセントは定期的に掃除をして、使っていないプラグは抜いておきましょう。
②空気が乾燥すると、体の中からも水分が奪われていきます。そこで、室内を加湿する際のポイントも覚えておいてください。加湿器を使ったり、洗濯物や濡らしたタオルなどを室内に干したりして、適度な湿度を保ちましょう。室内の最適な湿度の目安は50~60%です。湿度計を使うと簡単に湿度を計ることができますので、こまめにチェックするのが、おすすめです。加湿器を使った場合は、点検や清掃を定期的に行ってください。
③マスクをしていると、のどの渇きを感じにくくなります。のどが渇いていなくても、時間を決めて、少しずつ水分を補給するのがおすすめです。体を動かした際は、冬でもこまめな水分補給が必要です。お肌の保湿対策も心掛けてください。

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