本物と間違えそう!?こだわりが詰まった『栗蒸羊羹付箋』…「栗好きさんにはたまらない小さな玉手箱」

山本 明 山本 明

 贅沢に栗をぎっしり敷き詰めた秋の味覚、「栗蒸羊羹」。そんな栗蒸羊羹が付箋になった、「栗蒸羊羹付箋」がTwitterに投稿されました。付箋に描かれた蜜漬けの栗や、蒸し羊羹の艶やかな質感を、思わず手で触って確かめたくなるようなリアルな仕上がりです。

 「栗好きさんにはたまらない小さな玉手箱」という文言とともにこの付箋を投稿したのはdesicco(@desiccocco)さん。和菓子をモチーフとしたアクセサリーと雑貨を制作販売する作家さんで、web通販の他、月に数回、京都にあるアトリエショップにて対面販売も行っているのだそう。栗蒸羊羹を付箋にした経緯をお聞きしました。

――本物と見紛うばかりの付箋です

 「栗蒸羊羹付箋」の前に「カステラの付箋」を作ったのですが、この時は「四角い形」、「どんどんカットして作っていく工程」をヒントに、「カットするようにどんどんめくれる付箋」という仕様で作りました。

 このカステラの付箋がとても好評をいただいたので仲間を作ろうと思い、一番最初に思い浮かんだのが栗蒸羊羹です。ずっと羊羹モチーフのアイテムを作りたいと思っていたのと、ちょうど栗の季節になったことから、このモチーフを選びました。

――こだわりは

 美味しそうに見えるイラストを描くのは雑貨や文房具を作る際に大切にしているところですね。

 地味なこだわりポイントとしては箱をスライドした際に内側の栗の大きさを小さく、外側を大きく描いて栗を切った時のリアリティ感を出しています。ぜひスライドした際のイラスト部分もご注目いただけると嬉しいです。

――先日、アトリエショップでこちらの付箋を先行販売なさったとか。手応えは?

 こちらの付箋をお目当てにお越しいただいた方も多く、「美味しそう!」や、「可愛い!」などと言っていただけました。

――使い方のご提案はありますか

 どこどこの和菓子を食べた、ここの和菓子が美味しかった!など食べたもののメモにお使いいただくのも良いですし、栗がひょこっと手帳やノートから顔を出す、しおりやインデックスのようにお使いいただくのも可愛いと思います。

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 さらに「お箱も栗蒸羊羹柄ですので、お皿に飾ってインテリアとして楽しむのも良し、付箋としてお使いいただいた後の空箱は輪ゴムやクリップ、ブローチなどのちょっとした小物入れなどのケースとしてもお使いいただけます!ぜひ長くお楽しみいただけると幸いです」とも話すdesiccoさん。こんな付箋があれば、食欲の秋をいっそう楽しく過ごせそうですね。

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▽web store
https://desicco.stores.jp/

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