「古傷でも生傷でもOK。思いを“成仏”させて」カフェに「失恋ポスト」設置 エピソードは来年のイベントで展示

山陽新聞社 山陽新聞社

 かなわなかったあの恋も、はらわたが煮えくり返ったあの別れも全部ポストへ―。岡山市内のカフェに「失恋ポスト」が設置されている。失恋エピソードを紙に書いて投函(とう/かん)。来年2月に店内で開かれるイベント「失恋フェス」で展示し、来店客に読んでもらうことで、思いを“成仏”させる。

 ポストがあるのは、雑貨と喫茶「ネイロ堂。」(同市北区番町)。店主の西村由佳さんは「失恋は誰しも経験したことがあるはず。気持ちにふたをして持っているよりも、第三者に共感してもらうことで、昇華させられれば」と企画の意図を話す。

 ペンネームで記入でき、簡単な自己紹介とともに思い出を書く。失恋の相手は人間に限らず、懐かない猫などでもよい。失恋フェス(日程未定)では同店2階の壁にエピソードを貼り、来店客には付箋でコメントを付けてもらう。

 「失恋段ボール」も用意。もらった物や渡せなかったプレゼントを募集しており、物にまつわる説明文を添えて、イベントで並べる。西村さんは「古傷でも生傷でもオッケー。イベントが前へ進むための一歩になれば」と呼び掛ける。

 ポスト、段ボールの設置は年内いっぱい。営業時間は午前11時~午後7時。火曜定休(不定休あり)。詳細は店名のインスタグラムで確認できる。

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