療養中の家族がいても…結婚式をあきらめない 無料で支援する看護サービスが話題「末期がんを患う母に、感謝を伝えられた」

野田 裕貴 野田 裕貴

新郎新婦からのお礼の手紙

「結婚式のその後のご報告とお礼のご連絡です。お義母さんは結婚式後も在宅で療養生活を続けていましたが、◯月◯日に家族の見守る中、息を引き取りました。亡くなる5日前までは自宅でゆっくりながらも歩いていました。予想以上に早いお別れとなってしまいましたが、あの日に結婚式を挙げられたこと、本当に久しぶりにお義母さんも笑顔でいる時間がもてたこと、式をきっかけに、私たち家族が会え、色んな思い出を話したりお互いを気にかけ合ったりする機会が増えたこと……コロナの流行下、お義母さんの気持ちが充電されるよりも早く病が進行していく中で、皆さまのご尽力のお陰で、できないと思っていた結婚式という晴れの日を家族で持てたことは、何事にも変え難い価値があったように思います。当日のプランの中に、一生に一度の式だからとファーストミートの時間や私たち夫婦の写真撮影も設けていただけたのも本当に嬉しかったです!もっと色々な言葉で感謝の意を伝えたいのですが、どんなに言葉を並べても伝えきれない想いです。本当にお世話になりありがとうございました!」

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