あす21日(木)、オリオン座流星群が活動のピークを迎えます。各地の天気や観測のポイントは?
オリオン座流星群 観測のポイントは?
あす10月21日(木)、オリオン座流星群の活動がピークを迎えます。予測極大時刻は21時頃。真夜中ほど放射点が高くなるため、21日(木)の深夜から22日(金)の明け方にかけてが見頃になりそうです。ピーク時は、1時間に数個程度の流星が出現する予想です。
ただ、今夜20日(水)満月を迎え、あす21日(木)も月明かりの影響があるため、条件は良くありません。月から離れた方向を中心に、空を見上げるのがポイントです。
各地の天気は?
21日(木)は、次第に冬型の気圧配置は緩み、本州付近は高気圧に覆われる見込みです。九州北部から関東と、東北の太平洋側は大体晴れるでしょう。中国・四国は雲が増えますが、雲の隙間から見られる所がありそうです。北陸や東北の日本海側は昼前後まで雨ですが、夜は雲の隙間から流星群を楽しめる所があるでしょう。一方、北海道は低気圧の影響が残り、所々で雨、山沿いではミゾレや湿った雪となりそうです。九州南部や沖縄付近は、前線や湿った空気の影響で雨となるでしょう。
天体観測は温かくして
夜は各地ともグッと冷えて、東京都心では午後9時に15度を下回り、夜中の0時には10℃を少し超える程度。温かくして、天体ショーをお楽しみ下さい。
