猫と共演した小松菜奈が「あれには勝てない」 “ちゅ~る”に完敗宣言も…猫への愛を語る

石井 隼人 石井 隼人

女優の小松菜奈が10日、東京都内で行われた主演映画『ムーンライト・シャドウ』の初日舞台挨拶に宮沢氷魚、臼田あさ美と出席。猫用おやつとして人気の“あれ”へのジェラシーを告白した。

本作で猫と共演している小松は「こんなに癒されるって…猫って天使。猫を飼いたいと思っているけれど、生き物なのでそう簡単にはいかない。でも飼いたい!という葛藤もある」とメロメロ。

しかし撮影現場では「猫たちが夢中になるのは“CIAOちゅ~る”。あれには勝てない。撮影中も“CIAOちゅ~る”でおびき寄せるような感じ。私も“CIAOちゅ~る”になりたいかもと思うくらい、いいなあと思った」と人気の猫用おやつに嫉妬していた。

1988年に出版され、大ベストセラーとなった吉本ばななによる小説『キッチン』。そこに収録されている短編小説『ムーンライト・シャドウ』を初めて実写映画化。長編映画単独初主演を飾る小松が主人公・さつきを演じ、さつきの恋人・等を宮沢、さつきを月影現象へと導く麗を臼田が務めた。

有観客で行われたこの日の舞台挨拶に小松は「この形式(有観客)は凄く久々」としみじみし「皆さんもこの状況下で難しい判断だったと思いますが、この作品を見たいと思ってくださる方がいてくれることが、私たちの励みです」と感謝。

これに宮沢が「なんか人がいると嬉しいですね」と反応すると、小松は「嬉しい」と喜びを噛みしめていた。さらに小松にとっては長編映画単独初主演作だけに「初日を迎える緊張のあまり、昨晩は眠れませんでした」とはにかんで報告していた。

また映画の内容にちなんで「叶えたいこと」を聞かれた宮沢は「海外旅行に行きたい。コロナ禍になっていざ行けないとなると、いつでも行けると思って先延ばしにしていた過去を後悔。コロナが収束したら、たっぷりと外に出て刺激を受けたい」とコロナ退散祈願。

臼田は「運動音痴なので運動をしたい」といい、撮影中に小松がジョギングしていることを知り「撮影後にそれを思い出して私も走ってみたけれど、三日坊主で続かなかった。ちゃんと運動することを叶えてほしい」と照れ笑い。ところがしばらくして小松に会った際に「もう走っていない」と告げられたそうで、臼田は「なんだかちょっと安心した」と自らのサボり癖を棚に上げていた。

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