6歳児考案「ママを助けるズボンの脱ぎ方」 かわいいライフハックで「ティッシュ洗濯事件」が激減

金井 かおる 金井 かおる

 「6歳の子が『ママを助けるズボンの脱ぎ方』を考えました」。まいどなニュース編集部に兵庫県内に住む2児の母親から情報提供が寄せられました。考案者の6歳男児に話を聞くと、何ともかわいらしいライフハック。しかも恐るべき成果をもたらしていました。

ママの悲鳴でひらめいた

 投稿をくれたお母さんは、夫と小学生長男、幼稚園に通う6歳男児の4人家族です。

 6歳児が考案した「ママを助けるズボンの脱ぎ方」とは、洗濯機に入れる前のスボンの脱ぎ方のこと。ズボンのポケットにティッシュや紙類が入っていたら自分で気がつき、誤って洗濯機でティッシュを洗ってしまう「ティッシュ洗濯事件」が防げるそうです。

 ーー「ママを助けるズボンの脱ぎ方」って何ですか?

 6歳児「ポケットに両手を突っ込んでズボンを下ろします」

 ーーそれでママが助かる?

 母親「子どものズボンのポケットにティッシュや紙が入ったままの服を洗濯することが何度もあって。私が洗濯機の前で叫んでいる姿を見て思いついたそうです。ウエスト部分を持つズボンの下げ方をやめ、ポケットに手を入れた状態でズボンを下げると、絶対にポケットの中がチェックできると」

 ーーママの悲鳴でひらめいた?

 6歳児「そう。毎日お風呂入る前にママがみんなに『ポケットちゃんと見いや!』と言ってるのに、洗濯して干すときに『誰や〜』と悲しんでるのを見て。『あっ、そうや!』と」

 ーーうしろのポケットは?

 6歳児「うしろのポケットは使わないから」

 母親「自分でチェックする癖がついてくれただけで助かります。ネーミングも自分で考えて、パパとお兄ちゃんにも説明してました。お兄ちゃんは『すごいな!これ役に立つやん!マジでええやん!』とその場で練習してました。いつもはケンカばかりする弟のことを見直したそうです」

月イチの悲劇「ほぼなくなりました」

 ーーティッシュが入ったまま洗ってしまうことは多い?

 母親「月に一度はあります。忙しくてとても疲れてる日に限って。白い破片はパタパタ払いながら干しても取れないから結局もう一度洗濯します。ティッシュまみれの床は掃除機をかけて。干したあとも破片が落ちていてベランダの床も掃除。乾いても取れないので洗濯物をたたみ終わってまた床を掃除機です」

 ーー壮絶ですね。

 母親「子どもはポケットにいろんな紙類を入れます。ポップコーンを食べたあとに指をふいたティッシュ、スーパーで勝手に集めたレシピのチラシ、道の駅で集めたチラシとかも。いろんな紙をポケットにしまいこんでは忘れてしまいます」

 ーー脱ぎ方を変えたら減った?

 母親「今のところほぼなくなりました」

次のアイデアもリクエスト

 6歳児が思いついた小さなライフハックのお陰でティッシュの悲劇は激減。お母さんにはもっとうれしいこともあったそうです。

 母親「子どもは洗濯を台無しにする張本人ではあるんですが、『ママが困ってる』『どうにかしなきゃ』と自分で考えてくれたことがうれしいです。子どももわざとじゃないですし、服を脱ぐお風呂タイムは、子どもたちも1日の疲れが出て、うっかりしてしまう時間帯であるのもわかっています。これからも生活の中の『困った』をいろんなアイデアで解決できる力を身につけてほしいです」

 お母さんからは次のリクエストもありました。

 母親「次に自分たちで思いついて欲しいのは『兄弟ゲンカが減るアイデア』です」

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