北海道の1か月予報 暦は秋に入るが、厳しい暑さが続く

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向こう1か月は、気温が平年より高い確率が全道的に70パーセントと、残暑のまだまだ続く可能性がとても高くなっています。7月は1946年の統計開始以来、月平均気温が高い方から1位になるなど、記録的に暑くなりました。降水量も平年並みか多く、湿度も高くなり、蒸し暑い残暑が続く見込みです。最新の1か月予報をもとに予想される天候の特徴をまとめました。

1週目(8月7日~13日) 暦の上では秋になるが…

今日(5日)、札幌管区気象台から向こう1か月の見通しが発表されました。期間のはじめは高気圧に覆われますが、その後は、気圧の谷や湿った空気の影響を受ける見込みです。明後日(7日)は、日本海側やオホーツク海側を中心に、晴れる所が多い見込みです。夜から明け方にかけての寝苦しさが続きそうです。日中の気温も内陸では35度前後と、北海道らしからぬ厳しい暑さとなるでしょう。屋外での運動は熱中症に十分に注意が必要です。8日から13日は雲に覆われて、雨の降る所があるでしょう。気温は平年並みか高く、特に8日頃まではかなり高い日もありそうです。

2週目以降(8月14日~20日) お盆を過ぎると涼しいはずが…

高気圧に覆われる日や気圧の谷の影響を受ける日があり、天気は数日の周期で変わるでしょう。気温は日本海側や太平洋側で平年より高く、オホーツク海側でも平年並みか高い見込みです。例年ですと、お盆を過ぎるとめっきり涼しくなる北海道ですが、朝晩は風に秋の気配を感じることはあっても、晴れる日の日中は最高気温が30度を超えて、真夏日となることもありそうです。

3~4週目(8月21日~9月3日) 後半はやっと秋めく?

高気圧の張り出しの中に入る日や、低気圧の通過する日がある見込みです。このため、天気は数日の周期で変わりそうです。気温は平年より高い確率が全道的に50パーセントと、高い状態が続く見込みです。ただ、この期間でも後半に入ると、少しずつ秋らしさを実感することができる日が増えてくるかもしれません。

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