台風9号に続き10号も発生 3連休から本州に接近の恐れ 列島への影響は?

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2つの台風の動向に警戒が必要です。沖縄近海では台風10号が発生し、3連休に本州に接近する恐れがあります。また、華南にある台風9号は10日(火)以降、西日本に近づく恐れがあり、警戒が必要です。

台風10号の動向に警戒

沖縄近海の熱帯低気圧は5日午後3時に台風10号になりました。
台風10号の影響で、沖縄や奄美では6日(金)にかけて強い風が吹き、うねりを伴ってしけるでしょう。大気の状態が非常に不安定で、雷を伴った非常に激しい雨の降る所がありそうです。強風や高波、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意、警戒してください。
その後、台風10号は北東へ進み、7日(土)から8日(日)頃にかけて本州に接近する恐れがあります。7日(土)から8日(日)頃にかけて西日本から北日本の太平洋側を中心に発達した雨雲がかかり、大雨となる恐れがあります。関東などでは沿岸部を中心に風が強まり、横殴りの雨になる所もあるでしょう。海上は波が高くなりますので、海岸付近には近づかないでください。

台風9号の動向にも警戒

華南には台風9号があります。今後は北東へ進み、東シナ海へ進むでしょう。10日(火)以降、西日本に近づき、西日本では雨や風が強まり、荒れた天気となる恐れがあります。その後の進路は、まだはっきりしませんが、本州に大きな影響を与える恐れがあります。最新の台風情報にご注意ください。

台風への備えを

今年も台風シーズンに入り、次々と台風の接近が予想されます。台風への備えをなさってください。
まずは、ハザードマップを確認しましょう。国土交通省や各自治体のホームページなど、インターネットからハザードマップを入手することが可能です。ハザードマップは随時更新されますので、定期的に確認するようにしましょう。ハザードマップを確認して、家の周辺で浸水の可能性がある場所や、土砂災害の危険性の高い場所を把握しておきましょう。避難場所は災害の種類によって異なります。「浸水や土砂災害の場合の避難場所」をしっかり確認するようにしましょう。避難場所までの避難経路を把握し、河川が増水した場合や高潮・高波でも安全に避難できるかも確認してください。
次に、万が一に備えた非常用グッズをリュックにまとめておきましょう。懐中電灯などの電池が切れていないか確認しておいてください。
さらに、側溝や雨どい・排水溝にゴミなどが溜まっていないか確認しましょう。側溝が詰まっていると雨水がうまく流れず、溢れ出す可能性も高まります。ゴミなどがたまっていた場合は、掃除して水はけ良くしておきましょう。
また、植木鉢や物干し竿・バケツなどベランダや庭にあるものは、できるだけすべて室内にしまってください。室外にあるものが飛ばされてケガや事故につながる可能性があります。どうしても室内にしまうのが難しい場合は、あらかじめ倒した上で固定しておくようにしましょう。
今後も最新の台風情報に注意し、早めの台風対策を心掛けてください。

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