絶滅危惧種・カブトガニのTシャツ グラフィカルでおしゃれ、博物館が限定販売

山陽新聞社 山陽新聞社

 「岡山県笠岡市立カブトガニ博物館」(横島)は、周辺の入り江が繁殖地として国の天然記念物に指定されているカブトガニの精巧なイラストが目を引くTシャツを、100枚限定で発売した。

 「マニアックなお土産」をテーマに作製。前面にプリントしたのはメスの背とオスの腹側の絵、カブトガニの英語名「HORSESHOE CRAB(ホースシュークラブ)」の文字。カブトガニの体の部位の名称も英語で表記した。

 来場者からの要望を受け、東川洸二郎学芸員が大人をターゲットにした「かっこいいデザイン」を目指し、パソコンで「かなりリアルに描いた」という。

 1枚2千円で同博物館で販売。色は黒のみ、生地は速乾性があるポリエステル製。SS~LLまでの5サイズあり、L、LLは完売。今後、入荷予定だが時期は未定。

 東川学芸員は「外出時もぜひ着ていただき、カブトガニを知らない人に宣伝してほしい」としている。

 カブトガニは環境省レッドリストで絶滅の危機にひんする「絶滅危ぐ1類」に指定されている。笠岡市は2003年、繁殖地での捕獲や卵の採取、干潟を荒らす潮干狩りを禁じるカブトガニ保護条例を制定した。同市のほか、佐賀県伊万里市にも国天然記念物に指定された繁殖地がある。

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