夏のお弁当対策!避けるべき食材&おすすめのテクニックについてご紹介

tenki.jp tenki.jp

8月に突入しました!お子さんがいるご家庭は夏休みということでお家で一緒に過ごす機会が増えたかと思いますが、部活や課外授業などの予定が入るとその都度お弁当を作らなければならない…という方も少なからずいることでしょう。
そしてお弁当を作る上で、この時期に心配なのはやはり食品が傷まないかどうか。
お弁当は作ってから食べるまでの間に時間が空いてしまうため、菌の繁殖による食中毒には十分注意しなければなりません。今回は食中毒を寄せ付けないお弁当作りのポイントについてご紹介します!

夏場でも傷みにくいお弁当作りのコツを学ぼう


夏のお弁当に避けるべき食材・メニューは?

食中毒菌の繁殖を抑えるためにもおかず選びは非常に大切!まずは夏の時期にお弁当を作る際、使用を控えるべき食材・メニューについてチェックしていきましょう。
【1.生野菜】お弁当の彩りとしてよく使用しがちなレタスやトマト、きゅうりなどの生野菜。しかし、細菌は湿度が高い環境を好むため時間が経つにつれて中から水分が出やすい生野菜を夏の時期のお弁当に入れるのは危険です。
お弁当に彩り用の野菜を取り入れたい場合、茹でたブロッコリーや人参のグラッセなど元々水分が出にくく、尚且つ加熱した野菜を選ぶようにしましょう。
【2.半熟の茹で卵や目玉焼き】半熟卵など完全に火が通っていない卵料理はサルモネラ菌が繁殖しやすく、食中毒を引き起こす原因になると言われています。お弁当用に卵料理を作る場合、固めの茹で卵やしっかり加熱した卵焼きなどがおすすめです。
【3.炊き込みご飯・チャーハン】炊き込みご飯やチャーハンといったご飯ものはおかずが少なめでも満足感が得られるメニューですが、ご飯は具材を加えると水分量が増えて傷みやすくなります。味に変化が欲しい場合は常温で保存可能なふりかけや味付け海苔などを別で用意するようにしましょう。
【4.マヨネーズを使ったメニュー】お弁当の定番メニュー的存在のポテトサラダやマカロニサラダ。よくお弁当に詰めている方が多いかと思いますが、マヨネーズが具材の水分を引き出してしまうので夏場は控えた方が良いです。
【参照】政府広報オンライン

意外や意外!?定番のお弁当メニューにも実は要注意!


夏のお弁当に最適な傷みにくいおかず

続いて、傷みにくいおかずについてご紹介します。
【1.揚げ物】から揚げや魚フライなどの揚げ物は高温でしっかり火が通されており、水分も出にくいので夏のお弁当用おかずにぴったり!ただ、コロッケなど芋類を使った揚げ物はでんぷんが多く、傷みやすいため適していません。
【2.味付けが濃い目のおかず】濃い目の味付けにすることで塩が食品中の水分を吸収し、菌の繁殖に必要な水分が不足するためおかずが傷みにくくなります。
【3.抗菌作用がある食材を使ったおかず】梅干しや生姜、レモン、大葉など殺菌作用が強い食材を料理の隠し味や具材として使用することで菌の繁殖を抑えられると言われています。

お弁当といえばやっぱりから揚げ~♪


食中毒菌を増やさないために実践したいテクニック!

おかず選びも重要ですが、お弁当を作る際にほんのちょっとした工夫をしたり手間をかけることで食中毒のリスクをグッと抑えることができます。
【1.手をこまめに洗う】コロナ禍ということで手洗いの習慣が癖付いている方がほとんどかと思いますが、夏の時期のお弁当作りの際はよりこまめに手洗いを心がけるようにしましょう。
また、おにぎりを握ったりおかずを詰める際は直に触るのではなく、ビニール手袋やラップを使用することをおすすめします。
【2.冷凍したゼリーを活用】冷凍したゼリーを保冷剤代わりに活用することでお弁当箱内の温度が下がり、菌の繁殖を抑えやすくなります。
【3.冷ましてから蓋をする】出来立てほやほやのおかずや白ご飯をお弁当箱に詰め、そのまますぐに蓋をしてしまうとお弁当箱の中で発生した蒸気の逃げ場がなくなり、湿度が急上昇するため菌が大量に発生してしまうんだとか。
夏の時期に限らず、お弁当作りの際は必ず食品を冷ましてから蓋をするよう心がけましょう。

安心・安全テクニックをマスターしよう♪

いかがでしたか?抵抗力の低い小さな子供さんや高齢者は食中毒を引き起こしやすく、重症化する恐れもあると言われています。普段からお弁当を作る機会が多い方は家族が安心して昼食を楽しむためにも是非参考にしてみて下さいね。
【参照】東大阪市公式サイト
【参照】南あわじ市公式サイト

心を込めて作ったお弁当…家族もきっと喜んでくれること間違いなし★

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース