「夢だったのか…?」猫が起こしにくる漫画に15万人が共感 「うちの猫は起きるまでやる、痛い」

太田 浩子 太田 浩子

 愛猫との実体験をもとに描いた創作漫画を毎週発表している「キュルZ @2巻発売(@kyuryuZ)」さん。主人公のフータくんが寝ている間に起こった、ちょっぴり不思議な体験「ネコが起こしに来た」が話題になっています。

 夜、寝ているフータくんの枕の横に座る猫のキュルガちゃん。フータくんのほっぺにそっと手を置きます。目覚めたフータくんが「起こさないで~」と反対方向に寝返りをうつと、キュルガちゃんは頭の上をスルーッと通って顔の前に移動。そしてじっと見つめるひとみは、起きて欲しそうです。

 フータくんは、手で“ちょんちょん”されないように顔をガードしつつ寝てしまいます…どのくらいたったのでしょうか、ふと目覚めるとキュルガちゃんがいない。「あれ?夢だったのか、本当に起こしに来たのか…」どっちだったんだろう?と考えちゃうフータくん。

 リプ欄には、
「わかる笑笑」
「イマジナリーキュルガだったのか……?」
「寝ている頭上をまたいで歩いていく猫の足どりの感覚! それそれですよね…!」
「ちょんちょんして欲しい」
「キュルガの眼差しかわいい。つっつく手もかわいい」

と、猫さんを飼っているとあるあるの漫画に共感の声が寄せられ、15.5万の“いいね”がついています。

 リプライを見ると、どうやら4時前後に起こしに来る猫さんが多いよう。
「キュルガちゃん優しい。ウチの猫達、起きるまで絶対に諦めないマン。夢オチでは終わらせてくれません。」
「うちの猫は起きて欲しい時、瞼か唇のとこに前足突っ込んできてニギニギされるので爪がくい込んできます 1発で目覚めます」
「うちの猫は起きるまでやる。なんならちょっと爪を出す。痛い。」
「鼻と口をいっぺんに肉球で塞がれた経験があります(笑)」
と、なかなか過酷な起こされ方をしている飼い主さんが集まりました。

 さらに「それね、亡くなった後にも発生するんや…」「実家出て3年ちょい経ってるのに、今でもこれたまになる」とキュンとする話も。キュルZさんに聞きました。

──実際に愛猫さんもよく起こしに来るのですか?

 同じようなことをよく経験します。でも、起こされても眠くて起きれないことが多いです。

──愛猫さんはなぜ起こすのでしょうか?

 遊んで欲しいんですかね、やっぱり何かして欲しくて起こすんでしょうか? 猫じゃらし咥えてきた時は遊んで欲しいのかと思っています。

──そこはやっぱり猫さんにしかわかりませんね。お腹がすいて起こすというリプも多くありました。みなさん、かなり痛そうな起こされ方をしているようです。

 過酷な起こされ方をされてる方も「やめて欲しい、でも可愛い。でもやっぱりやめて欲しい」という感じが伝わってくるようでほっこりしました。うちの猫もちょんちょんやめてくれない時は、全然やめない+たまに噛みます。

──あ、やっぱり痛い思いもされてるんですね(笑)。キュルガちゃんの漫画を描くようになったのはなぜ?

 猫と暮らし始めて猫を描くのが楽しくなって、絵掲示板で漫画を描くようになったことがきっかけです。

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