台風の影響で梅雨前線は本州付近へ北上 週末以降は広く雨に

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台風5号は、週末にかけて小笠原諸島に接近するおそれがあります。台風の北上に伴い、梅雨前線も本州付近まで北上し、週末以降は広く梅雨空が続きそうです。

台風5号の北上に伴い梅雨前線も本州付近へ

きょう(24日)は梅雨前線は沖縄付近を通り、日本の南の海上に停滞しています。梅雨前線はあす(25日)も同じような位置に停滞しますが、その先は、台風5号の北上に伴って前線も本州付近まで北上する見通しです。そのため、週末は東北から九州にかけて梅雨らしい天気が戻り、週明け以降も曇りや雨の天気が続きそうです。また、沖縄も梅雨空が続くでしょう。梅雨のない北海道も、気圧の谷や湿った空気の影響を受け、曇りの日が多くなりそうです。

台風5号の影響は

台風5号は、きょう(24日)15時現在、マリアナ諸島にあって、1時間に10キロの速さで北北西に進んでいます。中心気圧は992hPaで、中心付近の最大風速は25m/s、最大瞬間風速は35m/sです。
台風は今後北寄りに進む予想で、土曜日(26日)には強い勢力で父島の西南西の海上に進み、日曜日(27日)にかけて小笠原諸島に近づく予想です。小笠原諸島では土曜日から日曜日にかけて非常に強い風が吹いて、海上ではうねりを伴って、しけとなる見通しです。小笠原諸島では26日に予想される波の高さは5メートルとなっています。強風や、うねりを伴った高波に注意・警戒が必要です。
その後、台風は北上し、月曜日(28日)午後までには日本の東で温帯低気圧に変わる見通しです。本州への台風の直接の影響は限られる見込みですが、暖かく湿った空気の影響で梅雨前線が活発になると、大雨となる可能性もあります。今後の情報に注意してください。

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