巣ごもり需要で「パンスク」人気 こだわりのパンを冷凍で定期配達する新サービス

山陽新聞社 山陽新聞社

 新型コロナウイルスによる巣ごもり需要の高まりを受け、全国のこだわりのパン店が冷凍した商品を定期配達するサービス「パンスク」に人気が集まっている。外出自粛で客足が減る中、安定した売り上げを確保できるとして、岡山市内の1店も運営会社の審査を経て取り組んでいる。

 パンスクは、群馬県の会社が昨年2月に開始。独自開発の冷凍技術を使い、2週間や1カ月に1回などのペースで焼きたての味わいのまま届ける。出品するのは全国30店で、顧客数は約8千人(いずれも5月1日現在)。食パンや菓子、総菜系の8種類前後の詰め合わせで1回3990円(送料込み)と、各店で購入するよりは割高。店の指定はできず、中身は到着してからのお楽しみという。

 岡山県内では、同市北区下石井の「サニー」が今年4月上旬に参加。パンスク用に焼いた9種類を専用の袋に入れて冷凍し、成分表やカロリー表などとともに箱詰めして発送する。毎日6~20箱を作っており、これまで東京や埼玉など首都圏を中心に約480箱を送った。

 同店はオフィス街に立地しており、新型コロナの影響を受けてきた。このため、店舗以外の販路を確保しようとパンスクに手を挙げた。スタッフの山下泰子さん(43)は「コロナ禍で店舗のみでは限界があり、存続の危機も感じていた。県外の人にも知ってもらえる良い機会にもなっている」と話す。

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